養老川の支流、蕪来川を川廻し(河川曲流短絡工事)して造った隧道。川廻しとは、江戸時代以降、新田開発を念頭において行なわれた河川の直線化。幕末に蕪来川を隧道(トンネル)を掘削して川の水を直線化したのが弘文洞。残念ながら隧道部分(洞窟部分)は昭和54年5月24日に突然崩落して切り通しとなり、現在では弘文洞跡になっています。
養老渓谷走り抜ける千葉県道81号(市原天津小湊線)。養老渓谷温泉郷から文字通り、隠れ家のような温泉旅館「隠れ湯の宿 川の家」に至る途中にあるトンネルが向山トンネル(むかいやまとんねる)。実はこのトンネル世にも不思議な「2階建てトンネル」。下段は素掘りながらコンクリートの塗装があるものの、上段は素掘りがそのままに現存。
2023年9月30日(土)~10月1日(日)、千葉県市原市で『第10回上総いちはら国府祭り』が開催されます。律令時代に上総国(かすざのくに=千葉県の中央部)の国府があったのは、千葉県市川市の国府台とされ、市川市には聖武天皇の詔(みことのり)で建てられたという国分寺、国分尼寺の跡も判明しています。そんな市原市の歴史を背景に、繰り広げられる『上総いちはら国府祭り』です。
東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)のコキアは2万株。まだまだあまり知られていませんが、初夏の若葉コキア、夏の緑コキアを経て、モコモコとしたコキアは、9月下旬〜10月中旬に秋を待っていたかのように赤く染まります。
東京都台東区の上野公園、不忍池近くに鎮座する神社。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)ですが、菅原道真が祀られていることから天満宮にもなっていて、中世から五條天神と呼ばれていました。社伝によれば、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に創建したと伝えられています。
千葉県館山市で毎年8月1日〜2日に行なわれている13地区8社の合同祭礼。大正3年に旧館山町(現在の青柳、上真倉、新井、下町、仲町、上町、楠見、上須賀地区)と旧豊津村(現在の沼、柏崎、宮城、笠名、大賀地区)が合併し、館山町となったのをきっかけとし大正7年に始まったもので、2018年で100周年を迎えています。
千葉県八千代市の県立八千代広域公園村上橋近くを会場に、灯籠流し、盆踊り、花火大会などが行なわれる夏祭り。毎年8月下旬の土曜日に開催されていますが第49回となる2023年は、8月26日(土)16:00~20:00。花火大会は19:00~20:00。東葉高速鉄道ではイベント終了に合わせて臨時列車を運転する予定です。
2016年に『船橋市役所特案係』第5話「船橋の鉄道を調査せよ!」の連動企画で始まった『ふなばし9路線鉄道スタンプラリー』。4回目となる2019年8月10日(土)~9月7日(土)の間に開催。スタンプラリー参加駅は全部で25駅。全駅を回ると、スタンプラリー特製メダルや鉄道会社のグッズなどの景品がもらえる仕組み(景品は数量限定)。
毎年8月第1土曜に行われる、江戸川区の『江戸川区花火大会』と同時開催の花火大会が、『市川市民納涼花火大会』。江戸川を挟んでその両岸で行なわれる花火大会で、江戸川区が90万人、市川市が50万人ほどで、毎年全国トップクラスの花火大会になっています。総打ち上げ数は国内最大級1万4000発となっています。
東京都江戸川区の江戸川河川敷(都立篠崎公園先)で開催される『江戸川区花火大会』。趣の違う8つのテーマで構成され、テーマのイメージに沿ったBGMに乗せて1万4000発が夜空に打ち上がります。例年8月上旬、第1週の土曜日19:15〜で、江戸川区側だけで90万人、対岸の千葉県市川市側でも50万人の人出で、目下、日本一の観客動員数です。
東京湾に面した房総半島の内房では、年間2回、富士山に夕日が沈むダイヤモンド富士を眺めるチャンスがあります。注目は東京湾を横断する東京湾フェリー。恋人の聖地認定の東京湾フェリー金谷港、そして鋸山山頂は注目のスポットになっていますが、運が良ければフェリーのデッキからもダイヤモンド富士が鑑賞できる計算に。
『木更津港まつり』は、港町として栄えた木更津に、築港など郷土の繁栄の基礎を築いた先覚者の霊を慰めようと、昭和23年にスタートした夏祭り。木更津駅西口の富士見通りを会場にして、『木更津港まつり』の初日、毎年8月14日に行なわれるのが『やっさいもっさい踊り大会』です。
千葉県木更津市で昭和23年にスタートし、毎年8月14日〜15日に開催開催される『木更津港まつり』のフィナーレを飾る花火大会。木更津港内港を会場に、特大スターマインと尺玉の連打が圧巻のフィナーレ、そしてナイアガラの滝と関東最大級の花火大会は必見です。
2023年8月19日(土)~8月20日(日)、千葉市で『第48回千葉の親子三代夏祭り』。が開催されます。「こどもたちに夢を ふるさとづくり」をテーマに実施している『千葉の親子三代夏祭り』。昭和51年に千葉開府850年を記念して始まった夏祭りも、今では千葉市の夏の風物詩としてすっかり定着しています。
2019年7月20日(土)〜7月21日(日)、第41回市川ほおづき市を開催。市川市真間地区にある手児奈という美少女伝説発祥の手児奈霊堂(てこなれいじんどう)を中心に行なわれるのが、『市川ほおづき市』。毎年7月下旬の土・日曜に行なわれ、土曜19:00〜は真間川(真間小学校横)に灯籠を浮かべる灯籠流しも行なわれています。
東京都文京区にある小石川植物園。正式名は東京大学大学院理学系研究科附属植物園で、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設です。その前身は、江戸時代初期の貞享元年(1684年)、白山台地にあった第5代将軍・徳川綱吉の別邸・小石川御殿(白山御殿)に造られた小石川御薬園。国の名勝及び史跡にもなっています。
武蔵野台地南端の湧水をせきとめた、約4万平方メートルもの広大な湧水池が東京都大田区南千束にある洗足池(せんぞくいけ)。清水窪弁財天の湧水など、周囲の湧き水を池に湛えています。現在は大田区立の公園となり、池では手漕ぎボート(洗足風致協会運営)も楽しめます。
東京都台東区谷中にある岡倉天心記念公園は、東京美術学校(現・東京藝術大学)の設立にかかわり、また日本美術院を創設した岡倉天心の旧居跡。公園といっても710平方メートルの児童公園規模のもの。それでも明治31年10月15日、ここに日本美術院が開設され、明治39年に茨城県五浦に移転するまで、日本美術の中心的な場所だったのです。