毎年2月20日11:00頃〜、千葉県市川市の白幡天神社で『湯の花祭り』が行なわれます。市川に春を呼ぶ『湯の花祭り』は、大釜にぐらぐらと煮えたぎらせた熱湯を、熊笹の大束で参詣者に振りかけ、1年間の無病息災を願う神事。熊笹は参詣者によって持ち帰られ、一年間大切に祀られ、翌年の『湯の花祭り』で大釜の湯を沸かす火にくべられます。
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毎年2月10日(6:00瑞門開扉、8:00成満会)、千葉県市川市の大本山中山法華経寺で『大荒行成満会』(だいあらぎょうじょうまんえ)が行なわれます。700年前から続く日蓮宗大荒行堂の最終日の儀式。伝統の「百日大荒行」が成満(じょうまん)を迎える日です。
2019年2月11日(月・祝)13:00~、千葉県市川市の葛飾八幡宮で『初卯祭』が齋行されます。毎年、立春後の初めての卯の日に八幡様の誕生日を祝って催され、平安時代中期頃から始まったとされている歴史ある祭礼。祭りは、本殿で宮司の舞を奉納し、続いて四隅に竹を立て、しめ縄を張った中で湯花神事が行なわれます。
1月20日、市川市の駒形大神社社務所で『御奉謝(にらめっこおびしゃ)』が行なわれます。おびしゃとは、「御奉射」、「御武射」の字が当てられているように、年の始めに的に矢を射て、それによりその年の豊凶、吉凶を占うというのが一般的。土地により神事の内容が変化したものもあり「にらめっこおびしゃ」もそのひとつ。
1月17日、千葉県市川市の国府台天満宮(こうのだいてんまんぐう)で『国府台辻切り』が行なわれます。辻切りは、時代劇などで通り魔を連想する少し物騒な名前ですが、悪霊や病気が村に入るのを防ぐための民俗行事。各村の出入口にあたる四隅の辻を霊力によって遮断することがその名の由来です。
毎年8月第1土曜に行われる、江戸川区の『江戸川区花火大会』と同時開催の花火大会が、『市川市民納涼花火大会』。江戸川を挟んでその両岸で行なわれる花火大会で、江戸川区が90万人、市川市が50万人ほどで、毎年全国トップクラスの花火大会になっています。総打ち上げ数は国内最大級1万4000発となっています。
2019年7月20日(土)〜7月21日(日)、第41回市川ほおづき市を開催。市川市真間地区にある手児奈という美少女伝説発祥の手児奈霊堂(てこなれいじんどう)を中心に行なわれるのが、『市川ほおづき市』。毎年7月下旬の土・日曜に行なわれ、土曜19:00〜は真間川(真間小学校横)に灯籠を浮かべる灯籠流しも行なわれています。
市川市国府台にある里見公園。春には8.4haの庭園の中央芝生広場を囲むように、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、河津桜など260本余りが咲き誇ります。『里見公園さくら祭り』期間中の土・日曜などには20:00までライトアップも実施。近隣町内会、商店会による露店も並びます。里見公園と呼ばれるのは、中世に里見氏と北条氏の激戦の国府台城だったから。
行徳寺町通り周辺・寺町周辺自治会館・常夜燈公園など市川市の行徳(ぎょうとく)は、昔から、「戸数千軒、寺百軒」といわれる寺町。江戸時代には徳川幕府直轄の塩田、水運を利用した成田詣での経由地として栄えました。その行徳の寺町で開かれる年に一度の回遊イベントです。
じゅん菜池緑地は、古代に下総国(しもうさのくに)の国府(現在の県庁)が置かれた国府台と国分の台地の間に深く入り込んだ谷津奥に位置し、古くは、国分沼あるいは近隣の農家の人々が、じゅん菜を摘んで出荷したこともあって「じゅん菜池」と呼ばれていました。昭和56年にじゅん菜池緑地公園がオープン。園内の梅林で『梅まつり』を開催。
1260(文応元)年、日蓮聖人に帰依した八幡庄若宮に住む領主・富木常忍(ときつねのぶ=日常聖人)は、自らの館に法華寺を建て、さらに中山の太田乗明公も本妙寺を建て、この両寺をあわせたのが法華経寺(ほけきょうじ)。市川市には113の寺院と59の神社がありますが初詣で賑わう筆頭は、この中山法華経寺です。
JR市川駅南口駅前の「I-link(アイ・リンク)タウンいちかわ ザ タワーズ ウエスト」45階にある展望施設。地上150mの高さから360度の大パノラマが楽しめ夜には都心部から千葉方面まで、壮大な夜景を楽しむことができる夜景観賞スポットにもなっています(TOPの画像は都心方面の黄昏時の景観)。
『年越しの大祓式(茅の輪くぐり)』は、6月30日の『夏越の大祓式』以降、半年間の間、知らないうちに積もり積もった罪や穢(けが)れを、人型(ひとがた)に託して祓い落とすための神事(茅の輪神事)。葛飾八幡宮(市川市)では6月30日に『夏越の大祓式』、大晦日に『年越しの大祓式』を齋行しています。
葛飾八幡宮は、下総国総鎮守。つまりは下総地方に住む人の氏神様。平安時代の寛平年間(889年〜898年)に京の石清水八幡宮から分霊を勧請して創建という古社。平将門(たいらのまさかど)の奉幣、源頼朝の社殿改築、江戸城を築いた太田道灌の社殿修復、徳川家康の社領52石の寄進と武家による信仰も篤かった社です。
2016年12月1日(木)、JR総武線市川駅北口前の商業ビル「市川ビル」8階に、屋内型キッズパーク『キッズフル』がオープン。ダイエー市川店(1階〜4階はAEON FOOD STYLE by daiei)などが入る12階建ての商業ビルの8階のフロア半分が『キッズフル』。6ヶ月〜8歳が対象で、保護者同伴で利用を。
美しいモミジの広がる、大町公園「もみじ山」では、イロハモミジなど約500本が紅葉。ハイキングを楽しみながら、手入れの行き届いた紅葉を鑑賞することができます。
市川市の海巌山徳願寺は、徳川家と宮本武蔵ゆかりの伝説が残るお寺で、円山応挙の幽霊画、宮本武蔵の筆による書画など寺宝も多数保有する名刹。毎年1回「お十夜」の日に寺宝が一般公開され、檀家をはじめ多くの見学者で賑わいます。ちなみに徳願寺の徳は、徳川家の徳です。
日蓮宗大本山法華経寺(通称・中山法華経寺)では、年間で最も大切な行事である、4月の「千部会」(せんぶえ)と11月の「お会式」(おえしき)の期間、檀家、信徒はもとより、一般の人々にも日蓮上人をより身近に理解できるようにとの考えもあって『なかやま骨董市』を開催。