「5月と7月に館山ではダイヤモンド富士を見ることができます。これをもっと観光の目玉にしたい」というのが金丸謙一館山市長以下、観光行政の考え。「実はパール富士も素晴らしいんだけど、これは撮影が難しいので」(金丸謙一市長)とのこと。とくに7月29日~30日の北条海岸なら、海水浴の後で、涼みながらダイヤモンド富士ということも。
神奈川県横須賀市の久里浜にあるアメリカ海軍提督マシュー・カルブレイス・ペリーが、嘉永6年6月9日(1853年7月14日)に久里浜海岸に上陸したことを記念したペリー上陸記念碑を中心とした公園。明治34年7月14日に除幕された記念碑と、「ペリー記念館」などがあります。近くの久里浜港からは金谷港に向けて東京湾フェリーが出航。
鴨川市で最大のビーチが前原横渚海岸にある前原海水浴場。JR外房線安房鴨川駅から徒歩10分という好立地で、海岸沿いに1kmほどヤシ並木と潮さい公園遊歩道「海浜プロムナード」が続く、南国ムードあふれるビーチ。「日本の渚百選」にも選定されています。
鴨川市内浦、内浦湾の奥に広がる汀線(浜の長さ)500mというロングビーチが内浦海水浴場。JR外房線安房小湊駅(東京駅発の特急「わかしお」停車駅)から徒歩1〜2分という好立地で大風沢川河口で便宜的に第1、第2海水浴場に分けられています。外房には珍しい波の穏やかな海水浴場で、ファミリーにも人気です。
鴨川市天津の神明川の河口に広がる南房総屈指の透明度を誇る海水浴場が城崎海水浴場(しろさきかいすいよくじょう)。最寄りの駅は外房線安房天津駅(あわあまつえき)で駅から徒歩20分ほど。背後の山には日蓮聖人が立教開宗した聖地、清澄寺(せいちょうじ)もあります。汀線(浜の長さ)300mで、美しい白浜のビーチです。
鴨川市の東江見にある江見海水浴場は、JR内房線江見駅から徒歩5分という立地の良さでファミリーやカップルにも人気。汀線(浜辺の長さ)200m、奥行き60mとさほど規模は大きくありませんが、ペット同伴も可能。海水浴場開設期間中は、仮設トイレ・シャワー・更衣室が設置されるほか、周辺には宿泊施設も豊富です。開設期間は7月下旬〜8月下旬。
鴨川市の太海(ふとみ)にある太海海水浴場は、汀線(浜辺の長さ)320m、奥行き60mで、波静かなファミリー向けの海水浴場です。左に弁天島、右に仁右衛門島を眺め、磯遊びや釣りのできる海水浴場で、太海フラワー磯釣りセンター、仁右衛門島などの観光スポットが周辺にあります。例年7月下旬〜8月下旬に海水浴場としてオープンします。
鋸山の南側、鋸南町の秋の恒例イベントとなった『きょなん地美恵BBQ大会』。「今年は、なんと先着600名にイノシシ焼肉、ボタン汁を無料で提供」(鋸南町地域振興課まちづくり推進室)。
東京湾最奥部、千葉県船橋市に位置する三番瀬は、水深5m未満の浅い海域が1800haにわたって広がっています。古くから沿岸漁業の漁場で、豊富な魚を求めて海鳥や渡り鳥も集まってくる場所。まさに東京湾屈指のフィールドミュージアム的な存在で、昭和57年にふなばし三番瀬海浜公園として整備されています。初夏には潮干狩りを楽しむことも。
千葉市若葉区にある縄文時代の貝塚が加曽利貝塚(かそりかいづか)。南貝塚、北貝塚に分かれる貝塚は、総面積は15.1haと世界でも最大規模の貝塚で、国の特別史跡に指定されています。さらに都川の支流である坂月川の舌状台地上にある貝塚一帯は加曽利貝塚公園として整備され、公園は日本の歴史公園100選にも選定されています。
千葉市動物公園は、昭和60年に開園した千葉市営の動物園で、約34万平方メートルという広大な敷地を誇っています。約145種840余点の動物を飼育する動物園は、家畜の原種ゾーン、草原ゾーン、小動物ゾーン、モンキーゾーン、鳥類・水系ゾーンなど7つのゾーンに分かれており、世界の霊長類の飼育、特に絶滅が危惧される希少種の繁殖に力を入れています。
かつうら海中公園海中展望塔に隣接して建つ千葉県立中央博物館の分館が海の博物館。房総の海の自然について紹介し、海の資料館(勝浦海中公園ビジターセンター)とともに南房総国定公園勝浦海域公園のビジターセンター的ミュージアムになっています。
リアス式海岸が続く千葉県勝浦市、勝浦市街の西、14.5haの勝浦海域公園(旧・海中公園)の中央部に設置されたのが「かつうら海中公園海中展望塔」。海域公園は全国の国立公園、国定公園の海域の景観を維持するため、自然公園法第22条に基づいて設定されるエリア。勝浦は南房総国定公園の海域公園になっています。
横浜・山手地区でもっとも海岸寄りの高台に位置する公園が港の見える丘公園。名前の通りベイブリッジなど横浜港の眺めがよく、夜景の美しいデートスポットとして知られていますが、実は開港の歴史を秘めるエリアにもなっています。公園を歩くときに、横浜開港のドラマチックな舞台となった山手居留地の歴史にもぜひ思いを馳せてみましょう。
安政6年6月2日(1859年7月1日)の開港後、横浜に居留した外国人の墓地として、横浜の発展に尽くした外国人たちが眠る墓地が横浜外国人墓地。もとはペリー提督の艦隊の中の一隻である「ミシシッピー号」の墜死した水兵を葬ったのが始まりで、ペリーの要求した「海の見える地」という条件に合致する山手の高台が選ばれて墓地が築かれました。
横浜港・みなとみらい21地区の海辺に造られた、その名の通り「港に臨む」海と水に親しめる公園が、臨港パーク。実はこの園地がみなとみらい21地区最大の緑地となっています。海水を利用した潮入りの池や、1万2500平方メートルもの芝生の広場などが用意され、『横浜開港祭』などのイベントの会場としても活用されています。
横浜・山手の高台にあるベーリック・ホールは、イギリス人貿易商バートラム・ロバート・ベリックの邸宅として、昭和5年に竣工した洋館。山手外国人住宅では最大規模の建物で、設計は山手111番館や山手聖公会、根岸競馬場などを手掛けたアメリカ人建築家J.H.モーガンです。平成13に横浜市が取得し、建物と庭園を一般公開しています。
2023年6月2日(金)〜6月3日(土)、『第42回横浜開港祭2023』を開催。横浜港の開港は安政6年6月2日(1859年7月1日)。例年6月2日を中心に横浜市で『横浜開港祭』が行なわれています。”Thanks to the Port”「開港を祝い、港に感謝しよう」~市民が創る・世界に誇れる港の誕生祭~をコンセプトに、臨港パークを主会場にして、様々なイベントが催されます。