1月18日8:30~10:30、日蓮聖人誕生の地として知られる鴨川市小湊で行なわれるのが『鯛供養弁天祭』(妙の浦弁天祭)。妙蓮寺に集まり、読経の後、妙蓮寺から列をつくって鯛の浦に移動。信徒ら100人が「妙の浦丸」など2隻の遊覧船で大弁天島沖に移動し、海の安全と招福万来を祈願します。
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武蔵野台地南端の湧水をせきとめた、約4万平方メートルもの広大な湧水池が東京都大田区南千束にある洗足池(せんぞくいけ)。清水窪弁財天の湧水など、周囲の湧き水を池に湛えています。現在は大田区立の公園となり、池では手漕ぎボート(洗足風致協会運営)も楽しめます。
鴨川市の内浦湾内にあり、日蓮が訪れた際、海に向かってお題目を書くと、多数の鯛が集まって、そのお題目を食べつくしたという伝説が残る海が鯛ノ浦(妙ノ浦)。それ以来、鯛はこの地で「日蓮聖人の分身」として、殺生禁断で保護されてきたのです。鯛の浦タイ生息地の名称で、国の特別天然記念物に指定されています。
寺伝では、771(宝亀2)年、不思議法師と呼ばれる僧が創建という古刹で、836(承和3)年、円仁(慈覚大師)が再興し天台宗となりますが、1618(元和4)年、徳川秀忠の命で真言宗に改宗。日蓮宗になったのは昭和24年のこと。安房国東条郷(現・千葉県鴨川市小湊)で生まれた日蓮が出家得度、立教開宗した地として有名です。
毎年12月11日、鏡忍寺『御法難会・御会式』が行なわれます。日蓮聖人四大法難の一つ、「小松原法難」の霊場が小松原山鏡忍寺。『御法難会・御会式』は、日蓮聖人を讃嘆し、法要する行事。見どころは、上人塚から境内までの女の子の稚児行列で、年長者が「童子」と呼ばれるリーダー役となって、稚児が経文を唱えて歩きます。
御会式(おえしき)とは日蓮聖人の命日である10月13日(旧暦)を中心に行なわれる法要のこと。日蓮生家跡という旧蹟に開山した誕生寺で執り行なわれる『御会式』は、毎年11月12日で、「七つ児詣り」(七五三詣り)があわせて行なわれます。「七五三詣りで賑わう当山のお会式には他にないはなやかさがあります」とのこと。