カテゴリー
パワースポット 見る 鴨川市

清澄寺

寺伝では、771(宝亀2)年、不思議法師と呼ばれる僧が創建という古刹で、836(承和3)年、円仁(慈覚大師)が再興し天台宗となりますが、1618(元和4)年、徳川秀忠の命で真言宗に改宗。日蓮宗になったのは昭和24年のこと。安房国東条郷(現・千葉県鴨川市小湊)で生まれた日蓮が出家得度、立教開宗した地として有名です。

日蓮聖人が出家得度、立教開宗した霊域

 

 
[colwrap] [col2]

幕末に建立の仁王門
[/col2] [col2]
摩尼殿と呼ばれる本堂(大堂)
[/col2] [/colwrap]

日蓮は、1233(天福元)年、12歳の時に入山し道善法師に師事し出家得度。1253(建長5)年、32歳で清澄寺に再び戻り、山頂の旭ノ森で朝日に向かって、初めてお題目を唱え、悟りを開いたとされます(立教開宗)。

摩尼殿(まにでん)と称する大堂(本堂)は、1682(天和2)年の築。
中門は1647(正保4)年の創建、1837(天保8)年に改修されたもの。茅葺きの切妻造りの屋根をのせ、簡素な美しさを見せています。
桃山風の庫裏は1647(正保4)年築。仁王門も幕末の建築物です。

境内にはほかに、国の天然記念物で高さ43m、幹回り17.4mの大杉(千年杉)や、1000年前から使われている星の井戸、日蓮聖人が初めてお題目を唱えたという旭が森には大正12年建立の日蓮聖人銅像などもあり、日蓮の霊跡だけでなくみどころも豊富。
根本鎮守である北辰妙見大菩薩をお祀りする奥ノ院の妙見堂は、開運の守護神。妙見大菩薩は北極星を神格化したもので、奥ノ院の建つ清澄山頂(標高377m/本堂は標高310m)からは、晴れていれば富士山をも望見。

宿坊もあり、参籠(宿泊)だけでなく、予約すれば昼食に精進料理を味わうことも可能です。
また、関東の陸地では一番先に日の出が拝める地として初日の出は大いに賑わいをみせます。

清澄寺のおもな年中行事

1月1日/祝禱会
2月3日/節分会
4月27日~28日/立教開宗会
7月21日~22日/妙見宮大祭(奥ノ院・妙見堂御開帳)
8月1日/大施餓鬼会
8月10日/盂蘭盆会
9月13日/虚空蔵菩薩大祭
10月27日~28日/御会式

清澄寺の見どころ
1 本堂(摩尼殿)

中央宮殿には曼荼羅御本尊が勧請され、その前に天瑞和尚作虚空蔵菩薩像を安置する本堂(摩尼殿)。虚空蔵菩薩像の胎内には日蓮聖人が願をかけた不思議法師作虚空蔵菩薩像を安置すると伝えられています。

[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]

清澄寺の見どころ
2 中門

1647(正保4)年建立の中門は、千葉県指定の有形文化財。

清澄寺の見どころ
3 祖師堂

昭和48年落慶の祖師堂(設計は建築家・内井昭蔵)。正面に安置されている日蓮聖人像は徳川家康の側室・お万の方(長勝院)の奉納という。

清澄寺の見どころ
4 清澄の大スギ(国の天然記念物)

大正13年に国の天然記念物に指定された千年杉。指定の名称は「清澄の大スギ」。高さが約47m、幹周りは約15mで、推定樹齢800年です。

清澄の大スギ

清澄寺の見どころ
5 日蓮聖人修行の地

本堂から旭が森に向かう途中にあるのが日蓮聖人修行の地。慈覚大師(円仁)もここで修行したと伝わる霊跡で、練行堂が建っています。

日蓮聖人修行の地

清澄寺の見どころ
6 旭が森・日蓮聖人銅像

1253(建長5)年4月28日、日蓮聖人は旭が森で初めてお題目を唱え、法華経の布教を決意。日の出を拝みながら立教開宗を決意した日蓮聖人を力強く表現した銅像が建っています。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]

清澄寺の見どころ
7 豪華な宿坊

併設の宿坊は近代的で、清潔。女性でも安心して、日蓮宗の霊域で修行することが可能です。

[colwrap] [col3]
ここが修行の場
[/col3] [col3]
宿坊とは思えないほどモダンな食堂
[/col3] [col3]
客室の一例
[/col3] [/colwrap]
清澄寺
名称 清澄寺/せいちょうじ
所在地 千葉県鴨川市清澄322-1
関連HP 清澄寺公式ホームページ
電車・バスで JR安房天津駅から鴨川日東バス清澄寺経由清澄温泉行きで17分、清澄寺下車、徒歩3分
ドライブで 首都圏中央連絡自動車道木更津東ICから約34.8km。または、館山自動車道君津ICから約36km
駐車場 300台/無料
問い合わせ 清澄寺 TEL:04-7094-0525/FAX:04-7094-0527

 
[kanren postid=”3759,4044,5271,5283,8151,5321,5324″]

作成者: プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください! 

モバイルバージョンを終了