東京湾上や三浦半島側から眺めると、その名の通り、のこぎりが横たわったように見えるアルペン的な山並みが、鋸山(のこぎりやま)。標高329.5mの凝灰岩の山で、山頂部には房州石を切り出した石切場の跡があります。この鋸山の山麓・浜金谷駅と鋸山山頂駅(標高262m)を結んでいるのが、京成グループの鋸山ロープウェー。
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東京湾フェリー(横須賀市久里浜港~富津市金谷港)の船上から眺める初日の出。運が良ければ初日の出に照らされた「紅富士」(初富士!)も観賞できます。第1便6:40発のフェリーに乗船すると、なんと「船上より2度」初日の出を拝むことができるのだとか。その仕組、裏話もあわせて紹介しましょう。
鋸山の麓、対岸の三浦半島・久里浜港への東京湾フェリーの発着する金谷港。この金谷港にあるのが、レストラン&マーケットプレイス「ザ・フィッシュ」です。道の駅ではありませんが、雰囲気は道の駅のよう。この「ザ・フィッシュ」内にある「見波亭」で販売のバウムクーヘンが人気を呼んでいます。
埋め立て前の東京湾岸では海苔(のり)の養殖は各地で行なわれていましたが、今では富津がメインの産地に(千葉県の約80%は富津産)。その富津で、「千葉県優良県産品に推奨された全国でも珍しい生のりの佃煮を販売」というのが、「海苔養殖直売 富津 影丸」で、ここに行けば本場の江戸前の海苔を使った佃煮が購入できるのです。
千葉県富津市竹岡発の漁師町で生まれたご当地ラーメン「竹岡式ラーメン」。乾麺を使うという大胆なラーメンですが、千葉のラーメンといえば竹岡式というくらいに、人気を集めるラーメンです。そんな竹岡式ラーメンが、袋麺で登場。千葉薬品グループのヤックスが、55周年を記念して製造販売したもの。全国のラーメンファン垂涎(すいぜん)の袋麺となっています。
富津市南部、志駒川に沿って走る県道182号上畑湊線は沿線10kmに渡ってに1000本のモミジが紅葉して、通称「もみじロード」と呼ばれています。温暖な房総半島で「日本一遅い紅葉」が見頃となる11月下旬〜12月上旬に「もみじロード志駒地区」で開催されるのが『もみじロードふれあいウォーク』です。
富津市山中地区を志駒川に沿って走る千葉県道182号上畑湊線10kmにわたって続く千葉県内屈指の紅葉の名所が「もみじロード」。山中に自生する1000本余りのモミジが色とりどりに染まります。温暖な房総半島ということもあって、紅葉の見頃は例年11月下旬~12月上旬と「日本一遅い紅葉」が楽しめます。
寛政5年(1793年)、名字帯刀を許された小泉平蔵が鹿野山の麓に起こした酒蔵が富津市の小泉酒造。蔵主自らが杜氏を務め、「酒造りは米作りからと」自ら育てた米、鹿野山山系の仕込み水、そして熟達した技から美酒が醸されています。直営ショップのソムリエハウス酒匠の館では11月中旬から新酒が販売されます。
富津市南部にある湊川の河口に蔵を構える和蔵酒造は明治7年創業の老舗の酒蔵。東京湾のすぐ眼前、上総掘りの深井戸から湧く硬水で仕込まれた清酒は、淡麗の中にも旨味があります。米の旨みを生かすとともに、料理の邪魔をしない包容力のある清酒造りが和蔵酒造のモットー。例年、冬期間は仕込みの蔵見学も可能です。
マザー牧場(千葉県富津市)では、『マザー牧場イルミネーション2023-2024光の花園』を開催。標高300mに位置し、東京湾を望む「山の上エリア」 を会場に、富士山のシルエットが浮かぶ夕景や、東京や横浜の夜景と一体になったイルミネーション 「光の花園」が登場。
2020年1月15日(水)〜2月29日(土)、富津市で『第12回ふっつ生のりフェア』。東京湾で生産される最後の江戸前海苔(えどまえのり)の産地、富津市。初芽生のりはビタミン類や鉄分、紫色素を多量に含んだ風味豊かな健康食ですが産地・富津市でしか味わえない貴重な食材となっています。富津市の3大食イベントのひとつが『ふっつ生のりフェア』。青いのぼり旗の加盟店で、生のりが味わえます!
日本武尊の身代わりとして、走水に入水した弟橘媛(おとたちばなひめ)の遺品を祀ったのが始まりと伝わる古社、吾妻神社。『馬だし祭り』は、神社の神霊を馬上に移して、若者が馬の手綱をつかみ砂浜を駆け回る勇壮な神事です。毎年、敬老の日の前日の日曜に斎行されます。
8月22日はダイヤモンド富士ファンのダイヤモンドデイ。というのも朝は田貫湖(静岡県富士宮市・朝霧高原)で富士山頂からの日の出を仰ぎ、夕方までに千葉県富津市の鋸山に移動。金谷港あたり、あるいは鋸山ロープウェー山頂駅から東京湾越しに富士の頂にドンピシャリで沈む太陽を眺めることができるのです。
久里浜港(神奈川県横須賀市)と金谷港(千葉県富津市)を結ぶ東京湾フェリー。その名の通り東京湾を横断するフェリーですが、黄昏時に乗船すれば、東京湾上から美しいサンセットが。定期航路ですがサンセットクルーズに早変わりなのです。
「ダイヤモンド富士」とは、富士山頂と夕陽が重なる現象で、太陽がダイヤモンドの様に美しく輝いて見えるためこう呼ばれています。8月下旬は金谷港や鋸山がダイヤモンド富士眺望のチャンスタイム。鋸山ロープウェーは臨時便を運行。
2023年8月26日(土)、富津市の金谷港で『第7回夢金谷花火大会』を開催。東京湾フェリーが出航する金谷港の観光施設「ザ・フィッシュ」の駐車場を会場に、スターマインをはじめとして、3号玉2・5号玉など500発が打ち上げられる納涼花火大会。
富津市の上総湊(かずさみなと)地区を流れる湊川。昭和61年に復活した地域の伝統を今に伝える行事で毎年お盆の8月14日に行なわれます。神田橋親水公園、湊川親水公園(上町)から河口に向けて、600個の本格木製灯籠が御詠歌(仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、旋律=曲に乗せて唱えるもの)とともに流されます。
「大きく広げようふるさとの輪」をテーマに、JR内房線青堀駅前通り・特設おまつり広場を会場に毎年8月16日に開催される富津市の夏祭り。地元住民や企業の人たちが「新富津音頭」を賑やかに踊ります。