東京湾上や三浦半島側から眺めると、その名の通り、のこぎりが横たわったように見えるアルペン的な山並みが、鋸山(のこぎりやま)。標高329.5mの凝灰岩の山で、山頂部には房州石を切り出した石切場の跡があります。この鋸山の山麓・浜金谷駅と鋸山山頂駅(標高262m)を結んでいるのが、京成グループの鋸山ロープウェー。
山頂駅には展望食堂や「石切資料コーナー」が
[colwrap] [col3][/col3] [col3][/col3] [col3][/col3] [/colwrap]乗車直後から、浜金谷の町がみるみるうちに遠ざかっていき、楽しい空中散歩が楽しめる。終点の鋸山山頂駅から徒歩5分で、日本寺西口管理所。通常は15分間隔に運転し、高低差223m、全長680mを4分で結んでいます。山頂駅には「晴れた日には伊豆諸島を眺望する」という山頂展望食堂を併設し、地元の海藻を使用する「かじめラーメン」などが味わえます。
「石切資料コーナー」では、建築用石材を切り出していた時代の道具などを展示しています。
山頂駅徒歩1分で山頂展望台
開業50周年を迎えた2012年12月にスイスのCWA社製新型ゴンドラを導入。山頂駅展望台には房州石のポストが設置され、ここで郵便を投函すると金谷郵便局で「ロープウェー、地獄のぞきと金谷港が描かれた風景日付印」を押印して配送される仕組み。
このポスト、富津市出身の彫刻家・榎本恵花(えのもとあやか)さんが金谷小学校の児童、金谷の人々の協力を得ながら手作業で制作したもの。金谷港にある恋人の聖地 「石のまち金谷」のモニュメント(幸せの鐘)とロープ(鋸山ロープウェー)で「縁結び」された位置関係になっています(東京湾フェリー金谷港フェリーターミナルへは山麓・浜金谷駅から徒歩12分)。
山頂駅を起点とした絶景ハイキングルート
ロープウェイ山頂駅・山頂展望台→十州一覧台→百尺観音→ロープウェイ山頂駅=所要40分
ロープウェイ山頂駅・山頂展望台→百尺観音→地獄のぞき→ロープウェイ山頂駅=所要40分
ロープウェイ山頂駅・山頂展望台→百尺観音→地獄のぞき→千五百羅漢→ロープウェイ山頂駅=所要1時間
ロープウェイ山頂駅・山頂展望台→百尺観音→地獄のぞき→千五百羅漢→日本寺・大仏→大仏前参道→ロープウェイ山頂駅=所要1時間30分
鋸山ロープウェー | |
名称 | 鋸山ロープウェー/のこぎりやまろーぷうぇー |
所在地 | 千葉県富津市金谷4052-1 |
関連HP | 鋸山ロープウェー公式ホームページ |
電車・バスで | JR浜金谷駅から徒歩8分 |
ドライブで | 富津館山道路富津金谷ICから約2.9km |
駐車場 | 130台/無料 |
問い合わせ | 鋸山ロープウェー TEL:0439-69-2314/FAX:0439-69-2314 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/東京湾フェリー・鋸山ロープウェー
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