千葉市若葉区にある天台宗の古刹、栄福寺。境内にあるシダレザクラの巨樹は、天承元年(1131年)、坂尾五郎治の妻・高枝姫が病の治癒を妙見大菩薩に祈願し、本願成就の礼として植えたと伝わる「板尾の桜」で、「姫桜」と呼ばれています。樹齢は400年ほどなので、代替わりしていることに。花の見頃は例年3月中旬〜4月上旬頃。
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2024年4月24日(水)~5月29日(水)、千葉県船橋市のふなばし三番瀬海浜公園『潮干狩り』が行なわれます。東京湾の貴重な干潟、三番瀬に臨む、ふなばし三番瀬海浜公園は、都心に一番近い潮干狩り場として、船橋市内はもちろんのこと、首都圏からの多くの潮干狩り客を集めています。入場料のほか、アサリの持ち帰り料金が必要。
毎年3月21日、千葉県館山市の遍智院小塚大師で『春季大祭』が行なわれます。毎月21日は空海(弘法大師)の月命日で、縁日ですが、3月21日は、空海が入定(にゅうじょう)した日で、正御影供(しょうみえく)となります。境内には植木市など多数の露店が出店し賑わいます。
毎年3月1日13:00頃~、千葉県南房総市の日枝神社で『増間の御神的神事』(ますまのおまとしんじ)が行なわれます。赤い鳥居の下から43m離れた直径2mほどの的に向かい、交互に36本の矢を射ます。36本のうち、最初の12本が早生(わせ)、次の12本が中生(なかて)、最後の12本で晩生(おくて)を占います。
毎年3月の第1土曜、千葉県習志野市鷺沼の八剱神社(やつるぎじんじゃ)で『剣祭』(けんまつり)が行なわれます。江戸時代からの奇祭で、疫病退散・無病息災を祈願するもの。天狗の面をかぶり御榊(さかき)を持った氏子を先頭に、天狗、宮司、氏子総代、身を清めた白装束の8人の若者が町内を八剱神社まで行列します。
2019年3月10日(日)11:00~、千葉県船橋市海神の念仏堂で、『海神の天道念仏』が行なわれます。天道、つまり太陽に豊作を祈る天道念仏踊のひとつ。冬の間に弱まった太陽の力を復活させ、当年の豊作を祈願するものです。背景には江戸時代の出羽三山信仰(日本三大修験山と呼ばれていました)の隆盛があります。
3月25日~4月中旬、千葉県千葉市の千葉神社で『智の輪くぐり神事』が行なわれます。千葉神社境内の境内社、学問の神様として尊崇される千葉天神の神事で、智の輪(茅の輪)が設置され、それをまわり天神様に詣でることによって、その御神徳をいただき「智恵」を授かるというもの。
毎年3月下旬~4月下旬、千葉県袖ケ浦市の東京ドイツ村で『芝桜まつり』が開催されます。関東屈指という25万株の芝桜が、色鮮やかに咲き誇ります。整備された木道を歩いて、芝桜のじゅうたんを観賞します。白、ピンク、紫のグラデーションが堪能できます(株の植え替えなどが行なわれる場所は見学ができません)。
2020年4月4日(土)~4月5日(日) 10:00~15:00、千葉県大多喜町の大多喜城などで『大多喜さくらまつり』が開催されます。徳川四天王の一人、本多忠勝(ほんだただかつ)の居城となった大多喜城(千葉県立中央博物館大多喜城分館)の白壁に桜が映える美しい季節を迎え、各会場で『大多喜さくらまつり』が開催されます。
毎年2月20日11:00頃〜、千葉県市川市の白幡天神社で『湯の花祭り』が行なわれます。市川に春を呼ぶ『湯の花祭り』は、大釜にぐらぐらと煮えたぎらせた熱湯を、熊笹の大束で参詣者に振りかけ、1年間の無病息災を願う神事。熊笹は参詣者によって持ち帰られ、一年間大切に祀られ、翌年の『湯の花祭り』で大釜の湯を沸かす火にくべられます。
小湊鐡道沿線菜の花 見頃に!
五井駅(千葉県市原市)と上総中野駅(大多喜町)を結ぶ小湊鐡道(39.1km)。沿線10ヶ所以上で地域住民、福祉団体、環境保全団体、文化団体などが、植栽している菜の花が、3月中旬〜4月中旬に見頃を迎えます。とくに有名なのが養老渓谷駅から徒歩10分の石神の菜の花畑(市原市石神227周辺)。
いすみ鉄道は、千葉県いすみ市と大多喜町を結ぶローカル鉄道。JR外房線大原駅と上総中野駅間の26.8kmを結んでいます。上総中野駅では、JR内房線五井駅まで走る小湊鉄道と接続し、房総半島を横断することも可能。沿線では、市町村、住民、会社などが協力して菜の花の植栽を行なっており、2月下旬から4月上旬が見頃。
毎年2月11日、千葉県南房総市の花の寺・青龍山能蔵院で『春の大祭』が行なわれます。「身守り本尊」を迎え、境内に柴燈護摩壇を設け護摩を焚く柴燈大護摩供を厳修。その後、山伏を先頭に一年の無事を願い護摩の浄火を渡る(火渡り行)が行なわれますが、火渡り行は、参加が可能。13:00~柴燈護摩修行、14:00~火渡り行。
毎年2月20日(10:00~行列出発)、千葉県館山市の十二所神社で国の重要無形民俗文化財に指定される『茂名の里芋祭』(もなのさといもまつり)が行なわれます。茂名地区の氏神、十二所神社の祭礼で、春先に一年の豊作や無病息災を祈願する行事。90個の里芋を独特の形に積み上げたお供えを、行列を作って十二所神社へと奉納します。
毎年2月16日11:00〜15:00、鴨川市の大本山誕生寺で日蓮聖人が小湊で誕生したことを祝う『宗祖御降誕会』(しゅうそごこうたんえ)が行なわれます。11:00〜神輿に宗祖のご幼像を遷座し、妙蓮寺から宗祖御幼像練行列を行ない、祖師堂ご宝前へ安置。13:00〜は、祖師堂において御降誕会法要が執り行なわれます。
毎年2月6日0:00〜17:30、千葉県南房総市の高倉山真野寺(まのでら)で『大黒天福祭り』が行なわれます。南房総ばかりでなく広く関東一円から参詣する人で賑わいをみせる真野大黒天(朝日開運大黒天)の祭礼。大護摩供が行なわれ、多くの人で賑わいます。真野大黒天は、像高が140cmもある大きな像で、関東随一の大きさ。
毎年2月28日10:00~、千葉県船橋市の不動院で『大仏追善供養』が行なわれます。供養が行なわれるのは石造釈迦如来坐像で、延享3年(1746年)8月1日の津波によって溺死した漁師ならびに漁場争いで入牢し死亡した漁民の供養のために建立されたもの。不動院周辺は寺の密集する寺町となっています。
毎年2月10日(6:00瑞門開扉、8:00成満会)、千葉県市川市の大本山中山法華経寺で『大荒行成満会』(だいあらぎょうじょうまんえ)が行なわれます。700年前から続く日蓮宗大荒行堂の最終日の儀式。伝統の「百日大荒行」が成満(じょうまん)を迎える日です。