千葉市若葉区にある天台宗の古刹、栄福寺。境内にあるシダレザクラの巨樹は、天承元年(1131年)、坂尾五郎治の妻・高枝姫が病の治癒を妙見大菩薩に祈願し、本願成就の礼として植えたと伝わる「板尾の桜」で、「姫桜」と呼ばれています。樹齢は400年ほどなので、代替わりしていることに。花の見頃は例年3月中旬〜4月上旬頃。
タグ: 枝垂れ桜
2020年3月20日(金・祝)~4月2日(木)、東京都文京区の六義園で『しだれ桜と大名庭園ライトアップ』が開催。大名庭園のひとつ、六義園のしだれ桜はソメイヨシノよりもひと足早く、3月下旬頃に見頃を迎えます。日没~21:00の間、ライトアップが実施され、期間中は21:00まで開園(最終入園は20:30)。
5代将軍・徳川綱吉の信頼を得て側用人(そばようにん)となった柳沢吉保の別荘として、1695(元禄8)年に造園された大名庭園。敷地面積約8万7000平方メートルを誇り、江戸初期を代表する池泉回遊式庭園には、将軍・綱吉も数十回、訪れたと伝えられています。春の枝垂れ桜、秋の紅葉時期にはライトアップ、夜間入園も実施。
徳川御三家のひとつ、水戸藩初代藩主・徳川頼房が江戸上屋敷の庭園として造園を指示、水戸黄門で知られる2代藩主・徳川光圀が完成した、江戸初期の代表作的庭園。東京に残る江戸時代初期の大名庭園は、小石川後楽園と、旧芝離宮恩賜庭園のみ。浜離宮恩賜庭園同様に国の特別史跡と特別名勝の指定を受けている全国的にも希少な庭園です。