横浜港に臨む山下公園の西端(大さん橋側)にあるインド式の水飲み場がインド水塔。関東大震災(大正12年)では、横浜在住の在日インド人が多数被災しましたが、その救済のために横浜市民が尽力。震災の瓦礫処分場だった山下公園に、横浜市民への感謝と同胞の慰霊のために昭和14年12月に在日インド人協会が建立したのがインド水塔です。
東京モノレールの発着するJR浜松町駅に隣接する世界貿易センタービルは、40階建て、高さ152mの超高層ビル。昭和43年4月12日オープンの日本初の超高層ビル、霞が関ビルディング(36階、147m)を5m凌いで昭和45年3月に完成。超高層ビル走りの時代の展望台は、今も健在です。
横浜港・山下公園の日本郵船氷川丸が係留されるすぐ横の桟橋から、横浜駅東口へのシーバスが出航。これがシーバス山下公園のりばです。目の前がホテルニューグランド、マリンタワーという一等地で、横浜駅東口のりば(横浜駅北口へ徒歩5分)まで所要25分の船旅です(直行便だと15分)。
横浜駅東口~みなとみらい21~赤レンガ倉庫~山下公園を結ぶ「ポートサービス」運航のシーバス(水上バス)。横浜赤レンガ倉庫の岸壁にあるのが「ピア赤レンガのりば」。横浜赤レンガ倉庫から山下公園や、横浜駅東口に出るアクセス手段としても活用できます。
シーバスみなとみらいのりばは、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル前にある、ぷかりさん橋。みなとみらい地区(18街区)の客船ターミナル(浮桟橋)で、平成3年に日本初の浮体式ターミナルとして誕生。ぷかりさん橋は通称名で、正式名称は、「みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル」です。
横浜駅東口〜みなとみらい(ぷかりさん橋)〜ピア赤レンガ〜山下公園を結ぶ海上連絡船「シーバス」。横浜港遊覧やランチクルーズ、ディナークルーズなどの「マリーンルージュ」、「マリーンシャトル」を運航するポートサービスの海上交通。横浜駅東口のりばは、そごう横浜店側から橋を渡った横浜ベイクォーターに。
隅田川最下流に位置する勝鬨橋(かちどきばし)は、昭和15年に東京市で開催予定で幻となった「紀元2600年記念日本万国博覧会」のメインゲートとして計画。昭和15年、中央が可動式のアーチ橋として完成した、全長246mの跳開橋です。かつては橋の中央部が2つに分かれて跳ね上がり、大型船の通航も可能にしていました。
東京のシンボル東京タワーは、昭和33年に完成した高さ333mの電波塔。正式名称は日本電波塔。現在も各テレビ局からの放送用電波を受発信している現役の総合電波塔。展望台は地上150mの大展望台と250mの特別展望台の2ヶ所用意されており、東京港はもちろん、関東一円を見渡す360度の大パノラマが楽しめます。
都立夢の島公園に整備された夢の島熱帯植物館。ゴミの熱焼却で生み出される高温水をエネルギーとして利用し、熱帯植物館の暖房をまかなうシステムで、A・B・Cの3つのドーム型大温室には、滝が流れ落ち、マングローブやシダが生い茂り、池にオオオニバスの葉が浮かび、滝の裏側を抜けるという、熱帯ジャングルを再現しています。
御茶ノ水駅前にある明治大学駿河台キャンパスの一角、明治大学アカデミーコモン地下1階にあるのが阿久悠記念館。日本を代表する作詞家・作家阿久悠に関する、淡路島で生まれ育ち、明治大学進学当時の資料から、作詞・作家活動で時代を牽引し続けた阿久悠の業績までをわかりやすく解説しています。
木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市と市原市の一部の水道水の水源であり、洪水調節などの機能も有した多目的ダムの亀山ダム。昭和55年に完成した亀山ダムのダム湖が亀山湖で、千葉県随一の湖としてレジャー基地になっています。また「関東で一番遅い紅葉」が人気で、紅葉シーズンには湖畔のボートハウス各社が「紅葉遊覧クルーズ」を実施。
2019年9月7日(土)~11月24日(日)、東京湾を眼下にする鹿野山(かのうざん)のマザー牧場で『秋フェス2019』を開催。サルビアやコスモスが真紅やピンクの花をつけ、羊や牧羊犬と記念撮影も可能。さらに21mの高さから飛び降りる「ファームバンジー」、九十九谷を眺める全長340mの空中散歩「ファームジップ」も楽しめます。
GWは房総でハマヒルガオの花見を!
ゴールデンウィークにどこに行こうか迷っているあなたへ。
お金を使わない花見スポットが千葉県の海岸にあります。それがハマヒルガオ(浜昼顔)の群落。ハマヒルガオといってバカにすることはできない。今や絶滅の危機に瀕する海岸も多く、富津市などではその再生保護に力を注いでいるのです。
JR内房線館山駅徒歩5分のところにある北条海岸。一帯では、ヨットやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツが盛んで、空気の澄んだ日には、美しい富士山を眺めることが出来ます。5月中旬〜下旬にかけて、淡いピンク色のハマヒルガオが広く海岸に咲き乱れます。
上総湊海岸(上総湊海水浴場)に隣接する3.6haの海浜公園。上総湊港海水浴場を中心に遊歩道が整備され、北側の海岸はハマヒルガオの保護区域で、例年5月頃には花盛りに。南側に遊具施設も配されています。駐車場も南北2ヶ所用意。園内の広大な緑地では、グランドゴルフやゲートボールが楽しめます。
富津岬のすぐ南、磯根崎の漁港横の浜にはハマヒルガオが群生。周辺に土砂などが不法投棄されると、浜の保水性が高まり、ハマヒルガオの生育環境が脅かされることに。磯根海岸では地元クリーンネットふっつがその保全に努めており、絶滅寸前の花でしたが、地道な環境保全活動で見事な群生地が復活しています。磯根海岸では例年5月〜6月が見頃。
遠浅で知られる富津市の大貫中央海水浴場ですが、大貫海岸では防潮堤の海側の浜をハマヒルガオが這うように群生。例年ゴールデンウィーク頃に見頃を迎え、6月頃まで花見が楽しめます。晴れた日には富士山とハマヒルガオの競演も。
館山市神戸(かんべ)地区に鎮座する古社。古代に忌部氏(いんべうじ、斎部氏)の創建と伝わる安房国(あわのくに)開闢(かいびゃく)の歴史を秘める神社です。安房神社祭神の天太玉命(あめのふとだまのみこと=阿波から移住し安房を開いたと伝わる忌部一族の祖神)の后神(きさきがみ)・天比理乃咩命 (あまのひりのめのみこと)が祭神。