毎年2月6日0:00〜17:30、千葉県南房総市の高倉山真野寺(まのでら)で『大黒天福祭り』が行なわれます。南房総ばかりでなく広く関東一円から参詣する人で賑わいをみせる真野大黒天(朝日開運大黒天)の祭礼。大護摩供が行なわれ、多くの人で賑わいます。真野大黒天は、像高が140cmもある大きな像で、関東随一の大きさ。
毎年2月28日10:00~、千葉県船橋市の不動院で『大仏追善供養』が行なわれます。供養が行なわれるのは石造釈迦如来坐像で、延享3年(1746年)8月1日の津波によって溺死した漁師ならびに漁場争いで入牢し死亡した漁民の供養のために建立されたもの。不動院周辺は寺の密集する寺町となっています。
毎年2月10日(6:00瑞門開扉、8:00成満会)、千葉県市川市の大本山中山法華経寺で『大荒行成満会』(だいあらぎょうじょうまんえ)が行なわれます。700年前から続く日蓮宗大荒行堂の最終日の儀式。伝統の「百日大荒行」が成満(じょうまん)を迎える日です。
2019年2月11日(月・祝)13:00~、千葉県市川市の葛飾八幡宮で『初卯祭』が齋行されます。毎年、立春後の初めての卯の日に八幡様の誕生日を祝って催され、平安時代中期頃から始まったとされている歴史ある祭礼。祭りは、本殿で宮司の舞を奉納し、続いて四隅に竹を立て、しめ縄を張った中で湯花神事が行なわれます。
2020年2月2日(日)、千葉県南房総市の抱湖園(ほうこえん)で桜まつり開催。旧暦元旦の朝に咲くことから「元朝桜」と呼ばれるようになった少し濃いめのピンク色をした約60本の寒桜が抱湖園に咲き揃います。元旦に咲くからと1月初旬に花見に出かける人もいますが、運が良くてもチラホラ程度。元朝桜は、カンヒザクラとオオシマザクラの交配で、見頃は例年1月下旬~2月末頃。
2019年2月14日(木)16:45~17:30千葉県八千代市の「ユアエルム八千代台店」で、『第3回ダイヤモンド富士でバレンタイン』が開催されます。富士山の山頂に日が沈んだり、逆に日が昇るのがダイヤモンド富士。千葉県では日が沈むダイヤモンド富士が観賞できますが、2月14日前後にダイヤモンド富士となるのが八千代市周辺。
船橋市の無形民俗文化財に指定される二宮神社の神楽。二宮神社の神楽は、1月15日(春の例祭)、10月16日(秋の例祭)に境内の神楽殿で、節分祭には社殿で奉納。現在16座が伝えられていますが、そのうち、翁舞・猿田舞・神明舞は三座と呼ばれ、とくに重要。使用する楽器は、鋲打太鼓、鼓、しゃんぎりで、各1人ずつが演奏します。
1月18日8:30~10:30、日蓮聖人誕生の地として知られる鴨川市小湊で行なわれるのが『鯛供養弁天祭』(妙の浦弁天祭)。妙蓮寺に集まり、読経の後、妙蓮寺から列をつくって鯛の浦に移動。信徒ら100人が「妙の浦丸」など2隻の遊覧船で大弁天島沖に移動し、海の安全と招福万来を祈願します。
1月15日14:00〜16:00頃、八千代市の七百余所神社(しちひゃくよしょじんじゃ)神楽殿で『村上の神楽』が奉納されます。村上の神楽は、出雲系の神楽の流れで、神話をもとに、農耕村落の五穀豊穣と平安の祈念と感謝を表現。神楽奉納の後に神主が熊笹の束で湯を自ら浴びる『湯立ての神事』(湯立神楽)が執り行なわれます。雨天決行。
1月6日9:30〜11:50(開場8:00)、東京都江東区有明の東京ビッグサイト(東展示場東側埋立地)で『東京消防庁出初式』が行なわれます。明暦の大火後の万治2年(1659年)1月4日、時の老中・稲葉伊予守正則が定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で「出初」(でぞめ)を行なったのに始まる歴史ある出初式。
1月20日〜1月21日、館山市の遍智院小塚大師(へんちいんこづかだいし)で『初大祭』(初大師)が行なわれます。毎月21日は空海(弘法大師)の月命日で、縁日。1月21日は初大師で厄除けの名刹として、遍智院小塚大師にも毎年数万人の人が訪れています。
1月20日、市川市の駒形大神社社務所で『御奉謝(にらめっこおびしゃ)』が行なわれます。おびしゃとは、「御奉射」、「御武射」の字が当てられているように、年の始めに的に矢を射て、それによりその年の豊凶、吉凶を占うというのが一般的。土地により神事の内容が変化したものもあり「にらめっこおびしゃ」もそのひとつ。
1月14日20:00頃〜1月15日未明、千葉県袖ケ浦市の飽富神社(あきとみじんじゃ)で『筒粥の神事』が行なわれます。『筒粥の神事』は、農業神らしく、占う葦の束に詰まった粥の量で稲、麻、麦、大豆などの農作物の作柄を占う古くから伝わる伝統行事(作物の作柄を占う農耕儀礼)。占いが終わるのは、例年15日の深夜1:30頃。
1月17日、千葉県市川市の国府台天満宮(こうのだいてんまんぐう)で『国府台辻切り』が行なわれます。辻切りは、時代劇などで通り魔を連想する少し物騒な名前ですが、悪霊や病気が村に入るのを防ぐための民俗行事。各村の出入口にあたる四隅の辻を霊力によって遮断することがその名の由来です。
成人の日の前日の14:30〜15:00、厳島神社で海上安全、大漁祈願の神事『湯立神事』が行なわれます。神前での祭典後、境内にある直径約60cmの大釜に煮立った湯を白装束の神官役が笹で周囲の人たちに振りかけます。地元の人たちは湯立て神事のことを「シオマツリ」と呼び、館山市の無形民俗文化財に指定。
1月7日10:00~(予定)、千葉県君津市の菅原神社で『流鏑馬神事』(やぶさめしんじ)。元禄年間(1688年~1704年)、時の領主が祭祀料を供進し、流鏑馬の神事を行ない、武道を奨励し、五穀豊穣を祈願した事が始まりと伝わっています。北子安やぶさめ保存会が伝承する流鏑馬は、君津市の無形民俗文化財に指定されています。
1月7日7:00頃〜、木更津市の中島海岸で『ぼん天立て』が行なわれます。毎年、1月7日未明(日の出時刻)、中島区の若衆たちが掛け声も勇ましく厳寒の海へ飛び込んで、5m余りの孟宗竹の先に御幣(ごへい)を付けた「梵天」を海中に立てるという勇壮な行事で、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選定。
東京都港区、増上寺周辺に広がる公園が芝公園。正式には都立芝公園、港区立芝公園の総称です。元々は増上寺境内の敷地を公園としたもので、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈で、塔頭などの廃寺となった境内地を明治6年10月19日に公園としたもの。戦後の政教分離により、増上寺境内の部分が除かれ、環状の公園となっています。