毎年6月30日〜7月1日、東京都台東区の小野照崎神社で富士浅間神社例祭『お山開き』が執り行なわれます。2日間だけ、小野照崎神社境内にある下谷坂本富士(富士塚)に登拝することができます。また、6月30日は夏越の大祓で、境内に茅の輪が設置され、茅の輪をくぐることで半年間のうちに積もった罪と穢(けがれ)を祓います。
タグ: 富士講
東京都品川区北品川3丁目に鎮座する東京十社のひとつ品川神社は、文治3年(1187年)、源頼朝創建という古社ですが、その境内で東海道を見下ろすようにそびえるのが東京随一の高さを誇る富士塚の品川富士です。東京23区内に残る「江戸七富士」のひとつで、比高は15mという巨大な富士塚です。
天正元年(1573年)に本郷に築かれた冨士大権現(神仏習合時代の名称)が、加賀藩上屋敷の敷地となったため、寛永5年(1628年)頃、日光御成道沿いの現社地に遷座したのが駒込富士神社。本殿は大きな富士塚の頂きに鎮座しています。駒込富士の斜面にはわざわざ富士山から運んだ溶岩が配されています。