千葉県館山市にある真言宗智山派の寺、遍智院小塚大師。弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)が衆生救済の祈願にあらゆる災難・禍の身代りとして自らの木像を自刻し、本尊として創建と伝わる古刹。曼茶羅山金胎寺遍智院というのが正式名で、大神宮字小塚にあることから一般に「小塚大師」という名で親しまれています。
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1月20日〜1月21日、館山市の遍智院小塚大師(へんちいんこづかだいし)で『初大祭』(初大師)が行なわれます。毎月21日は空海(弘法大師)の月命日で、縁日。1月21日は初大師で厄除けの名刹として、遍智院小塚大師にも毎年数万人の人が訪れています。
袖ケ浦市にある笠上観音正福寺(かさがみかんのんしょうふくじ)は厄除けの観音として有名な寺。明治6年まで房総往還(上総道、房州道、江戸道)が通る笠上山の中腹にあった笠上観音を、正福寺に遷して笠上観音正福寺となりました。癇(かん)の虫封じも行なっているありがたい厄除観音です。
北極星と北斗七星を祀る千葉神社は、厄除開運・八方除にご利益のある「千葉の妙見様」。毎年8月16日の「宮出し」から8月22日の「宮入り」まで1周間かけて斎行される『妙見大祭』は、大治2年(1127年)に創始されて以来、一度も休むことなく続く歴史ある祭です。