横浜市中区、本牧ふ頭(ほんもくふとう)のD突堤先端に建つ、高さ48mの灯台(正しくは船舶通航信号所)が横浜港シンボルタワー。近代的なデザインの白亜の塔は、本牧のシンボル的存在になっています。横浜港と東京湾との境に位置し、横浜港へ入港する船に対して本牧船舶通航信号所から送信する信号所としての役割と、展望塔を兼ねています。
晴れた日には遠く新宿の高層ビル群までも見渡す
昭和61年7月に完成した横浜港シンボルタワー。
地上から36.5mのところには、展望台が設けられ、横浜港はもちろん、晴れた日には富士山や房総半島まで、360度の大パノラマが広がります。
入館は無料ですが(ただし駐車場は有料)、エレベーターなどがないため、140段の階段を上る必要があります(4階展望台、海抜18.4mまではエレベーターがあります)。
タワー内の地上12.5mの位置には展望ラウンジがあり、ひと息つくことができます。
また周囲には広大な芝生広場も広がっているので弁当持参もOKです。
例年、元旦は、初日の出・ご来光アワーと称して早朝のみ臨時開館しています(年末・年始は休業です)。
夜間の延長入館できるのは夏休みのみです。
ちなみに、船舶通航信号所は、I、O、F、Xという文字を点灯させて、航行する船舶に対し信号を表示する施設のこと。
たとえばIの文字の点滅は、「入航してよい。総トン数500トン以上は出航禁止」、Oの文字の点滅は、「出航してよい。総トン数500トン以上は入航禁止」、Fの文字の点滅は「総トン数1万5000トン未満の船は入出航してよい」などという信号を表示しています。
昭和45年に完成した本牧ふ頭は、287.7haという広大なふ頭。
横浜港シンボルタワー DATA
名称 | 横浜港シンボルタワー/よこはまこうしんぼるたわー |
所在地 | 神奈川県横浜市中区本牧ふ頭1-16 |
関連HP | 横浜港シンボルタワー公式ホームページ |
電車・バスで | JR桜木町駅から横浜港シンボルタワー行き市営バスで30分、終点下車、すぐ |
ドライブで | 首都高速湾岸線本牧ふ頭ランプから約3km。新山下ランプから約4.5km |
駐車場 | 205台/有料 |
問い合わせ | TEL:045-622-9600 |
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