「ポピーの里 館山ファミリーパーク」のポピーの花摘み広場。7500平方という広大な花畑に12月〜5月上旬に10万株100万本のポピーが咲き誇ります。最盛期は3月上旬から4月中旬ですが、ポピーの花摘みは例年12月1日〜5月上旬まで楽しむことが可能。品種は小輪系のアイスランドポピーです。
10万本のポピー畑に隠された苦労と技術が!
「ポピーの里 館山ファミリーパーク」では、長年にわたり独自に花の交配を行ない、カラフルで可憐な色合いを実現。植栽されるアイスランドポピー(Iceland poppy/シベリアヒナゲシ)は、「ポピーの里 館山ファミリーパーク」オリジナルとなっています。
4月下旬に採取した種を7月に冷蔵保管し、選別をしてから種まきを実施。8月初旬に小さな苗を箸の先で移植し、5cmくらいの大きさまで育て、生育良好な良質の苗だけを9月下旬に畑に定植しています。
12月〜5月上旬には、『ポピーフェスティバル』を開催し、ファミリーパーク全体がポピーで埋め尽くされます。また、園内では、ストック、金魚草、キンセンカ、菜の花などの摘み取りも楽しめます。
上手なポピー摘みの方法とは!?
注意したいのは、開花している花を摘まないことはもちろん、開きかけを摘まないこと。というのも、開いている花は散って今う可能性もあるし、摘んだ後、持ち帰っている途中に開いてしまう可能性があるから。
「大きめの蕾で、まだ硬めでも十分に開きます」とのこと。
では、どうやって花の色を見極めるのかといえば、「咲いている花と同じ株から切り取れば、当然、その色の花が咲きます」というわけ。
摘み取った花は新聞紙にくるむまでは、ファミリーパーク側でしてもらえるので、後は持ち帰った後の工夫となります。
持ち帰った切り花を長持ちさせる方法とは!?
(1)持ち帰った花は、水の中でもう一度切り戻します(水切り)。
(2)水切りの後、ガスコンロで軽く切り口をあぶります(こうすることで水あげが良くなるのだとか)
(3)花瓶にさしたら毎日水をしっかりと取り替えること
(4)3日に一度ほど、水換えの時に茎を切り戻す
園内で摘み取り可能な花は!?
ポピー | 12月~5月上旬 |
キンギョソウ | 11月~5月上旬 |
ストック | 12月中旬~3月 |
菜の花 | 1月〜2月 |
キンセンカ | 3月 |
ラベンダー | 通年 |
※季節によって料金は変動します
房総の切り花販売
ストック、スターチス、カスミ草、キンギョソウ、ポピーなど朝一番に切り取った色とりどりの切り花を販売。
販売期間:12月下旬~4月上旬
ポピーの里 館山ファミリーパークで『花摘み』【閉園】 | |
開催日 | 12月1日〜5月上旬 |
所在地 | 千葉県館山市布沼1210 |
電車・バスで | JR館山駅からJRバスフラワーライン経由安房白浜行きで35分、ファミリーパーク前下車、すぐ |
ドライブで | 富津館山道路富浦ICから約15.3km |
駐車場 | 200台/無料 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |