墳丘長27mで、内裏塚古墳群では三番目の規模を誇る方墳。残念ながら周辺の開発で墳丘は大きく削られてしまっています。昭和58に発掘調査が行なわれ、須恵器や土師器とともに石室内に安置された木棺に使用されたと推測される鉄釘が出土しています。横穴式石室は砂岩切石積みでつくられ全長6.9mです。
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千葉県富津市の内裏塚古墳群のひとつ。墳丘長103m(後円部直径57m、前方部幅74m)で、内裏塚古墳群では五番目の墳丘長を誇る大きな古墳です。内裏塚古墳、稲荷山古墳、三条塚古墳と並んで、須恵国造(すえのくにのみやつこ)など古代の地域の盟主の古墳だと推測されています。