東京都品川区南品川にある江戸三十三箇所観音霊場の第31番が品川寺(ほんせんじ)。寺伝では大同年間(806年〜810年)に空海(弘法大師)開山という古刹です(ただし空海が東国に布教に来たという裏付けはありません)。長禄元年(1457年)、江戸城を築いた太田道灌が伽藍を建立しています。銅造地蔵菩薩坐像は、江戸六地蔵の第一番。
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東海道品川宿で旅人に愛された真言宗醍醐派の品川寺(ほんせんじ)では、除夜の鐘を撞くことができる。大梵鐘は1657(明歴3)年鋳造の名鐘です。境内入口の地蔵菩薩座像は、江戸に出入りする6つの街道に安置された、江戸六地蔵の一つで、東海道を行き交う旅人を守ったもの。境内には東海七福神の毘沙門天などもあり、七福神巡りも可能。