賀茂神社『大火祭』|南房総市

天明天皇の和銅5年(712年)8月2日に創建したという南房総市の古社、賀茂神社。『大火祭』(おおひまつり)は、毎年大晦日の夜に行なわれる行事で、暮れの12月28日頃に青年たちの奉仕によって生木を3~4mの高さに積み上げ、その後、大祓いを行ないます。大晦日の深夜に火をつけ歳神様(としがみさま)を迎え、悪霊を祓います。
 

火の力で歳神様を迎え入れ、悪霊を払う

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集落に歳神様を迎えるために、賀茂神社の境内で大火を焚き、悪霊を祓って新たな年を迎える行事です。
心木(しんぎ)の燃えて倒れる方向を吉方とする伝統行事で、各家では残火をその年の火種として枝木に移して持ち帰り、煮炊きに使用したり、灰を家の四方に撒いて病魔を追い払うまじないとしたりします。

賀茂神社の鎮座する南房総市加茂には縄文時代の加茂遺跡もあって古くから拓けた地であることがわかります。賀茂神社の祭神は、京の賀茂別雷神社(上賀茂神社)の祭神、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)。

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賀茂神社『大火祭』
開催日時 12月31日19:00〜21:00
所在地 千葉県南房総市加茂2070
場所 賀茂神社
電車・バスで JR内房線南三原駅からタクシーで7分
問い合わせ 南房総市観光協会 TEL:0470-28-5307
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

画像協力/南房総市・千葉県

 

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