『夏越の大祓式(茅の輪くぐり)』は、半年間の間、知らないうちに積もり積もった罪や穢(けが)れを、人型(ひとがた)に託して流れ落とすための神事(茅の輪神事)。
市川市の葛飾八幡宮では6月30日に『夏越の大祓式』、大晦日に『年越しの大祓式』を齋行。
葛飾八幡宮は、下総国総鎮守。つまりは下総地方に住む人の氏神様というわけです。
寛平年間(889年〜898年)に京の石清水八幡宮から分霊を勧請して創建という古社。
平将門の奉幣、源頼朝の社殿改築、太田道灌の社壇修復、徳川家康の御朱印地社領52石の寄進と武家による信仰も篤かったのです。
『夏越の大祓式』は、18:00の太鼓の合図で神事がスタート。
人型の紙に、自分の名前と、年齢を記入。それに3度息を吹きかけて、半年間の罪と穢れを人型に託しします。
宮司による大祓詞奏上、お祓いなどの後、社前に設けられた約2mの茅の輪を左まわり、右まわり、左まわりと3度くぐり、罪、穢れを清め、災いをぬぐい取ります。
葛飾八幡宮 DATA
名称 | 葛飾八幡宮 |
所在地 | 千葉県市川市八幡4-2-1 |
時間 | 社務所9:00〜16:00 |
料金 | 参拝自由 |
電車・バスで | 京成八幡駅から徒歩5分 |
ドライブで | 京葉道路市川ICから15分 |
駐車場 | 30台(参拝者専用)/無料 |
問い合わせ | TEL:047-332-4488 |
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