洞穴やトンネルの水たまりに群生し、顕微鏡でなければ観察できない鞭毛藻類のヒカリモ。そのヒカリモが日本で最初に発見されたのが富津市竹岡の発生地で、「竹岡のヒカリモ発生地」の名称で国の天然記念物に指定されています。
3月〜5月にヒカリモが黄金色に輝く!
国道127号沿いの海蝕洞で、広さ3畳〜4畳ほどの広さの洞穴に水深70cmほどの水がたまり、ヒカリモが繁殖しています。
春になると洞穴内の水たまり水面に浮かび黄金色に輝く(3月〜5月に外からの光線を反射し黄金色に輝く)ことから黄金井戸(こがねいど=古くは黄金池)と呼ばれて、縁起のいいパワースポットに。
洞穴内には弁財天が祀られるほか、周囲に大日如来を祀る大日堂、龍神を祀る龍神堂も建っています。
洞穴は、海食によって生じたもので、上部から水滴が落下し、長い間、枯れたことがありません。
しかも温暖な気候で冬季も凍ることがないためヒカリモが繁殖するのには最適の条件。
ヒカリモ(光藻)
ヒカリモ(光藻、学名:Ochromonas vischeri)は鞭毛藻類ヒカリモ科の微生物。肉眼で観察することはできません。
貯水槽や薄暗い池などに群生し、春になると水面に浮かんで光を放ちます。これは細胞内にある椀形の色素体が光に吸収し波長を変えて黄金色の光を反射放出するもの。洞穴の入口に立って光を遮ると、黄金色に輝かないのでご注意を。
ヒカリモ(光藻、学名:Ochromonas vischeri)は鞭毛藻類ヒカリモ科の微生物。肉眼で観察することはできません。
貯水槽や薄暗い池などに群生し、春になると水面に浮かんで光を放ちます。これは細胞内にある椀形の色素体が光に吸収し波長を変えて黄金色の光を反射放出するもの。洞穴の入口に立って光を遮ると、黄金色に輝かないのでご注意を。
黄金井戸(竹岡のヒカリモ発生地) | |
名称 | 黄金井戸(竹岡のヒカリモ発生地)/こがねいど(たけおかのひかりもはっせいち)) |
所在地 | 千葉県富津市萩生1176 |
関連HP | 富津市公式ホームページ |
電車・バスで | JR竹岡駅から徒歩4分 |
ドライブで | 館山自動車道富津竹岡ICから約4km。または、東京湾フェリー金谷港から約3.6km |
駐車場 | 3台/無料 |
問い合わせ | 富津市商工観光課 TEL:0439-80-1291/FAX:0439-80-1350 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |