鋸山・地獄のぞき

鋸山(のこぎりやま)のほとんどが、その寺域の日本寺。なかでも、鋸山山頂、石切場跡を眼下にする瑠璃光展望台(山頂展望台)の一角にある「地獄のぞき」は圧巻! 昭和58年頃まで、房州石(金谷石)を切り出したという採石場跡が、落差100mの断崖となっているのです。オーバーハング状になった岩頭が、注目の「地獄のぞき」。
 

スリル満点の地獄谷からの眺めは、眼下に金谷港が

百尺観音から見上げる「地獄のぞき」
百尺観音から見上げる「地獄のぞき」
瑠璃光展望台から眺める「地獄のぞき」
瑠璃光展望台から眺める「地獄のぞき」
実際の地獄のぞきに立つと・・・
実際の地獄のぞきに立つと・・・
 
房州石(金谷石)を切り出したという採石場の跡がが山頂北面にある地獄谷。
その採石場の最上部、小さなテラス状に突き出した場所は、地獄のぞきと呼ばれていますが、高所恐怖症の人は、とてものぞけないスリル満点の展望台。オーバーハングとなって採石場跡に突き出しているのですが、金谷郵便局の風景印にも使われた鋸山を代表する景観になっています(TOPの画像は瑠璃光展望台から眺めた「地獄のぞき」)。

かつての採石場の様子は鋸山山上・百尺観音へと登る「車力道ハイキングコース」または関東ふれあいの道「東京湾を望む道」(観月台コース)を歩くとよくわかります。

ちなみに鋸山最高点の一等三角点(329.1m)は東に800mほどの位置にあり、瑠璃光展望台(山頂展望台)から三角点へは尾根沿いの道はなく、百尺観音から少し下り、車力道(関東ふれあいの道「東京湾を望むみち」)を利用し、地球が丸く見える展望台経由で到達します。

金谷港と富津館山道路を眼下に
金谷港と富津館山道路を眼下に

 

鋸山・地獄のぞき
名称 鋸山・地獄のぞき/のこぎりやま・じごくのぞき
所在地 千葉県富津市金谷
関連HP 日本寺公式ホームページ
電車・バスで JR浜金谷駅から徒歩8分の山麓駅から鋸山ロープウェーで4分、鋸山駅下車、徒歩15分
ドライブで 館山自動車道木更津南ICから約32km
駐車場 有料道路専用山頂駐車場(200台/通行料に含まれる)
問い合わせ 日本寺 TEL:0470-55-1103/FAX:0470-55-1174
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 
取材協力/東京湾フェリー・鋸山ロープウェー
 

鋸山・十州一覧台

2016.12.22

日本寺・大仏

2016.12.22

日本寺・東海千五百羅漢

2016.12.22

日本寺・百尺観音

2016.12.22

日本寺

2016.12.22

鋸山登山自動車道

2016.12.22

よく読まれている記事

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!