元記事はコチラ ▶ 【旅】千葉アクアラインイーストの旅に行ってきた(1日目) : イカズブログ
「アクアラインイースト」とは、文字通り東京湾アクアラインの東側のこと。
木更津市・君津市・富津市・袖ヶ浦市の4市が、2014年より「アクアラインイースト観光連盟」の名のもと、合同で観光PRを行っています。
千葉といえば、南房総や外房が注目されがちですが、内房のアクアラインイーストにはどんな魅力があるのか?
昨年の12月2日(金)と3日(土)に実施された、4市を縦走する1泊2日のプレスツアーに、参加しました。
往きは久里浜から東京湾フェリーで千葉の金谷港へ。
運賃は車両の大きさにより1台2360円から。
これには運転者1名分の運賃も含まれるので、意外と割安。
所要時間は40分ほどですが、クルーズ気分が味わえますよ。
船内で名物カリーパンと、失礼して朝からレモンサワーをば。
金谷港では東京湾越しの富士山が出迎えてくれました。
恋人の鐘の部分にちょうど富士山の頂上が重なって見えます。
顕徳寺の手前で左折。
志駒川沿いの山道を進みました。
ここは、秋なら紅葉が美しい、通称「もみじロード」。
途中でこんな可愛い木も!
国道465号線にぶつかったら右折し、しばらく行くと右手に酒蔵が。
寛政5年創業の小泉酒造です。
こちらで試飲を楽しみつつ小休止。
左の山廃純米が美味しかったですね。
当主の息子さんが醸した意欲作です。
いまの若い蔵人は、山廃のようなクラシックな作りを目指す傾向があるようです。
その後、山道を20分ほど進んで辿り着いたのが「濃溝(のうみぞ)の滝」。
昔からある灌漑用の人工洞窟なのですが、日光が差し込む様子が「ジブリの世界みたい!」と、SNSなどで火がつきました。
https://retrip.jp/articles/15124/
何を持ってジブリみたいなのかわかりませんが、たぶん「もののけ姫」の洞窟のシーンのようだといいたいのでしょう。
いまや関西方面からも人が押し寄せる人気スポット。
観光バスがずらり
女性トイレは大渋滞です
向かう道には大げさな看板が
現場もこのありさま。
事前にネットで見て期待していましたが、滝より人の頭を見に行ったようで、ちょっと興ざめでした。
しかし、その後立ち寄った亀山湖畔の「亀山温泉ホテル」の立ち寄り湯が素晴らしかった。
よくある黒湯ですが、濃さがハンパじゃない。
硫黄の香りも漂い、素人でもいい泉質だとわかります。
千葉は温泉不毛の地と思っていましたが、こんな名湯があったとは!
ロビーも昭和レトロで素晴らしい!
日帰り1人1000円です。
断然おすすめです。
その後はローカル鉄道の久留里線に沿って東京湾方面へ。
途中、久留里駅前の井戸で上総の名水で喉を潤し、井戸の目の前にある「君津市久留里観光交流センター」で地酒の試飲を体験しました。
ただし割らないように持ち運ぶのが大変!
その後、君津市の「旅館かわな」に投宿。
こちら、市街地にあるため景観は期待できませんが、つくりは風情のある和風旅館。
料理もうまい。
小体な貸切露天風呂が幾つもあり、これはカップルには”たまらん!”という感じでした。
(次は2日目)
※日刊ゲンダイに掲載した記事を改変
※データ等は取材時のものです