千葉市都市緑化植物園『菊花展』|2023

2023年10月31日(火)~11月12日(日)10:00~16:00、千葉県まちづくり公社が指定管理者として管理運営する「千葉市都市緑化植物園」で『菊花展』を開催。大菊三本仕立てやダルマ作り、福助作り、懸崖作(けんがいづくり)などの菊作品が約80鉢展示されるほか、栽培相談やドーム菊や小菊の鉢物や切り花の販売を実施。10月14日(土)~10月15日(日)にはハーブ展も開催。

知っておきたい菊の「仕立て」の種類


三本仕立て

大菊の最も基本的な仕立て方が「三本仕立て」で、1本の苗を摘芯して3本の枝を伸ばし、後ろの1輪を花の3分の2ほどの高さに、前の2輪は同じ高さに整え、3つの花を同時に、 同じ大きさに揃え巨大輪に咲かせ、茎・葉を含めた全体が調和を保つように仕立てたもの。

ダルマ作り
全体が丸っこくダルマのような形なのが名の由来で、車での持ち運びに便利なスタイルで人気。三本仕立てより1ヶ月遅く挿し芽して7号鉢に定植。矮化剤を使って草丈を60㎝以内に仕立てる小型の三本仕立てです。

福助作り
巨大輪を咲かせるもので、三本仕立てより2ヶ月遅く7月上旬に挿し芽して5号鉢に植付け。矮化剤を使って草丈を40㎝以内に仕立てる一本仕立てです。短期間で開花し、テーブルに飾ったりと多様な活用が可能。頭でっかちの姿が福助人形を連想させるので福助の名があります。

懸崖作り(けんがいづくり)
摘芯をくり返して、花の滝のように崖から垂れ下がった形に仕立てるもの。古くから広く作られる前垂れ型と、静岡からひろがった静岡型があります。新宿御苑や神社仏閣の菊花展でよく見られる仕立て方で、垂れ下がるように仕立て、切り立つ崖に懸かるように見えることから名付けられました。植木鉢を高い位置に配し、鉢植全体の姿を楽しむのが基本。明治20年代に懸崖盆栽が普及し、明治末に菊の懸崖作りが始まりました。

『ハーブ展』も開催
暮らしを彩る『ハーブ展』も開催
千葉市都市緑化植物園『菊花展』|2023
開催日

2023年10月31日(火)~11月12日(日)10:00~16:00 ※11月6日(月)、雨天休

所在地 千葉市中央区星久喜町278
場所 千葉市都市緑化植物園
関連HP 千葉市都市緑化植物園
電車・バスで JR千葉駅東口から千葉中央バス・小湊バス蘇我駅東口行きで15分、北星久喜下車、徒歩5分。または、JR千葉駅東口から千葉中央バス・小湊バス矢作経由JR千葉駅行きで15分、緑化植物園入口下車、徒歩5分
ドライブで 京葉道路松ヶ丘ICから約2km。または、京葉道路貝塚ICから約3km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 千葉市都市緑化植物園 TEL:043-264-9559/FAX:043-265-6088
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

千葉市都市緑化植物園で『秋のバラ展』|2023

2016.10.14

よく読まれている記事

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!