小石川後楽園『梅香る庭園へ』|2020

江戸時代初期に水戸徳川家の水戸藩江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式の日本庭園(大名庭園)がルーツの「小石川後楽園」。水戸とくれば偕楽園が有名ですが、実はあちらは天保4年(1833年)の開園。水戸黄門でおなじみの徳川光圀ゆかりの名園といえば、小石川後楽園です! 初春には梅が艶やかに咲きます。

『梅香る庭園へ』と銘打って様々なイベントを実施

小石川後楽園の梅園

水戸徳川家の祖で、水戸藩の初代藩主・徳川頼房(とくがわよりふさ/徳川家康の十一男)が作庭家・徳大寺左兵衛に命じて築いた庭園を、その子・徳川光圀が改修したのが、小石川後楽園です。

江戸に亡命していた明の遺臣・朱舜水が『岳陽楼記』の「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」からとって「後楽園」と命名。つまり江戸時代の正式名は単に「後楽園」でした。
大正12年、国の史跡および名勝に指定され際、岡山市の後楽園と区別するため「小石川」を冠しています。

徳川光圀公ゆかりの小石川後楽園は、現在では都立公園となって親しまれています。

初春には、約90本の紅梅・白梅の梅林があり、花の見ごろとなる平成31年2月9日(土)~3月3日(日)の間には『梅香る庭園へ』と銘打って様々なイベントも開催されます。

箏と尺八の演奏会

日時:2月8日(土)11:30・13:30(約30分)
場所:小石川後楽園内の松原(雨天の場合は涵徳亭)
演奏:箏:寺井結子(てらいゆいこ)氏、尺八:菊地河山(きくちこうざん)氏

舞楽の公演

日時:2月9日(日)11:30・13:30(約30分)
場所:小石川後楽園内の松原(雨天中止)
松平定信ゆかりの多度雅楽会東京奏楽所による舞楽の公演

特別ガイドツアー「梅めぐり」

日時:2月15日(土)、2月24日(月・振替休)11:30・13:30(約40分)/雨天中止
参加方法:チケット売り場前にて整理券を配布
内容:小石川後楽園ガイドクラブの中でも指折りの博識で、緑と水の市民カレッジ講座で講師経験もある二宮靖男(にのみややすお/小石川後楽園ガイドクラブ)氏が奥深い梅の世界へと案内

庭園ガイド

日時:期間中の土曜、日曜、月曜、祝日11:00・14:00(各回約60分)/雨天中止
集合:シダレザクラ前広場
内容:庭園ガイドボランティアの案内で、園内散策

記念撮影コーナー

日時:期間中毎日10:00~16:00/雨天中止
場所:シダレザクラ前広場※カメラは各自持参

キッチンカー出店

日時:期間中毎日/荒天時休業の場合もあり
場所:小石川後楽園内の松原
 

小石川後楽園『梅香る庭園へ』 DATA

開催日 2020年2月7日(金)~3月1日(日)
所在地 東京都文京区後楽1-6-6
場所 小石川後楽園
電車・バスで 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅から徒歩10分、JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営地下鉄大江戸線飯田橋駅から徒歩3分
ドライブで 首都高速神田橋ランプから3.5km
駐車場 無/文京区シビックセンター駐車場(130台・有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ TEL:03-3811-3015
関連HP 小石川後楽園公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

小石川後楽園

2017.02.03

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