三笠公園

横須賀港の新港埠頭に近くに位置し、海が見渡せる広大な公園が三笠公園。その名の通り日露戦争の日本海海戦で帝国海軍旗艦となった戦艦「三笠」が記念艦として保存されています。「水と光と音」がテーマの三笠公園は、「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」にも選定。

夜には幻想的な雰囲気を醸す音楽噴水

約3万平方メートルの敷地には、音楽（季節によって異なる曲）に合わせて水が噴き上がる音楽噴水、光を反射して輝くモニュメントなどが配され、これらがライトアップされた夜はいっそう美しく、デートスポットとしても人気です。
日露戦争の際に、日本海海戦で活躍した戦艦「三笠」が保存公開された記念艦も隣接し、東郷平八郎の銅像横には「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ」の碑が立っています。

明治38年5月の日本海海戦の際、ナポレオン戦争における最大の海戦「トラファルガーの海戦」のネルソン提督が信号旗で各艦に伝えた「England expects that every man will do his duty」（英国は各員がその義務を尽くすことを期待する）にならって、旗艦「三笠」のマストにZ旗を掲揚し、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせて掲揚。
この文章は司馬遼太郎の『坂の上の雲』でも知られる連合艦隊参謀・秋山真之（あきやまさねゆき）の創案と伝えられています。

また対岸には東京湾に浮かぶ唯一の無人島（自然島）、猿島を眺望。
その猿島へ渡るトライアングル運航の観光船も三笠桟橋から発着（軍港めぐりは汐入ターミナルから発着）。

音楽噴水は11:00・12:30・14:00・15:30・17:00・18:30・20:00（11月〜3月は18:30まで）。

毎年5月〜6月の土・日曜に、三笠公園を会場に『よこすかカレーフェスティバル』が開催されています。

三笠公園 DATA