明治39年の三溪園の開園時に、梅の木を小向(川崎)・杉田(横浜)・蒲田(東京)といった近隣の名所から集めて築いたのが三溪園の梅林。当時の新聞に「著名の梅園を一邸に集めたるは、門戸を開きて万衆の来たり観るに任せんが為なり」と記されています。例年2月中旬〜3月上旬に『観梅会』が行なわれています。
著名の梅園の梅を集めた歴史ある三溪園の梅林
2月中旬〜3月上旬に、600本ある白梅、紅梅などが見事な花を咲かせます。
竜が地を這うような枝振りの「臥竜梅」(がりょうばい)、花弁の根元にある萼が緑色の「緑萼梅」(りょくがくばい)は必見です。
期間中の土・日曜・祝日には、猿まわしや、お囃子などのイベントを実施。
さらに梅林の近くにある初音茶屋では期間中毎日、当時と同じ古釜を吊るしてふるまう麦湯(麦茶)接待もあります。
三溪園『観梅会』 DATA
三溪園『観梅会』 | |
開催日 | 2月中旬〜3月上旬 |
関連HP | 三溪園公式ホームページ |
所在地 | 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 |
場所 | 三溪園 |
電車・バスで | JR根岸駅から市営バス54・58・99・101・108系統で10分、本牧下車、徒歩7分 |
ドライブで | 首都高速湾岸線新山下ランプ |
駐車場 | 150台/有料 |
問い合わせ | TEL:045-621-0635/FAX:045-621-6343 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |