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「千葉・富津から木更津へ 海苔づくり体験と宝家のあさりのかき揚げ」

[aside type=”normal”] この記事は「じぶん日記」から寄稿していただきました。
元記事はコチラ ▶ 「千葉・富津から木更津へ 海苔づくり体験と宝家のあさりのかき揚げ」 : じぶん日記 [/aside]

昨年から千葉巡りをさせていただいていて、千葉って大都会と田舎が両方ある県なんだなって再認識しています。
しかも首都圏から近いでしょ~。ずるいー(笑)

そしてさらに海の楽しみがあるのが良いところ。
首都圏は野菜や海の産物を千葉におおきく頼っているところがあります。
そのひとつが富津の海苔です!
「江戸前海苔」というと品川沖などをイメージする人も多いのでしょうが、富津も海苔の良い漁場です。

海苔づくりを体験するために、富津の老舗、松本屋の松本さん宅へお邪魔しました。

海苔づくりは紙すきに似ています。
海苔をまずは枠の中に敷き、

まんべんなく同じ厚さになるようにゆすったら、

完成!となるわけなんですがこれがめっちゃむずかしー。

手すきで、かつ天日干しした海苔。現在は手間がかかるのでほとんどが機械作業。
昔は朝起きたらまずその作業を家族総出でする・・・といったことがあったようです。
今や手すき海苔は高級品です。

あったかい海苔のお味噌汁をいただきました。
松本屋の「磯の香」を入れるだけであっという間においしいお味噌汁になっちゃいます。

昔の海苔漁の様子。
今は海苔の網の下に船がもぐって海苔を落とす、という潜り船が一般的です。

松本さん、ありがとうございました!

その後、この日もまた朝から飲むこと飲むこと・・・。
アクアラインイーストのツアーでは、地酒をたくさん教えてもらえるのです。
鹿野山(かのうざん)のゆず酒はさわやかな味。
お酒をあまりたくさん飲まない人もこれなら・・・!という優しい味でした。

途中、立ち寄りのJA君津の直売所。
ここ、色々すごかったんだけど、中でも「やきごめ」というローカルフードがすんごく面白かったです。
ポン菓子と小豆を一緒に炊いたような・・・。最後までよくわからなかったなぁ。
ぽろぽろっとしてて、ほんのり甘い。どこか甘納豆のような。

そして宝家さんへ!
ここね、以前貝のこと調べてて行ってみたかったお店。
美しーい親子がお出迎え。
こんなに美しいのに、漫才コンビみたいに明るくてとっても素敵なお二人。
ファンを作るのがとてもお上手で、だからこそこんな素敵なお店が明治30年から続いているんでしょうね。

こちらの名物はあさり料理。

時期的にはすこし外れていたんですが、「あさり御膳」をいただきました。
あさりごはん、あさりのお味噌汁、あさりの大きなかき揚げ(2枚も!)

味付けは上品なのですが、あさりを存分に楽しんでもらおうという心意気が見える、男前な量。
創業して100年以上という、歴史もあるお店でした。
あさりの旬の季節に、また訪問したいです!

さてここから木更津方面へと旅を続けてまいります。

作成者: (じぶん日記)西村 愛

島根県出雲市出身。食と旅のライター。サントリーグルメガイド公式ブログ公認ブロガー、エキサイト公式プラチナブロガー、Rettyトップユーザー、食べあるキング旅グルメ担当。『島根「地理・地名・地図」の謎(実業之日本社)』『わたしのまちが「日本一」事典(PHP研究所)』など地域系書籍の執筆に携わる。箱根スイーツコレクション最優秀ブロガー選出、島根県ふるさと親善大使(遣島使)、出雲観光大使。

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