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イベント 鋸南町

きょなん地美恵(ジビエ)BBQ大会 |2019

鋸山の南側、鋸南町の秋の恒例イベントとなった『きょなん地美恵BBQ大会』。「今年は、なんと先着600名にイノシシ焼肉、ボタン汁を無料で提供」(鋸南町地域振興課まちづくり推進室)。
 

知られざる美味な山海の迷物(名物)を味わう=地美恵

ジビエとして注目されるイノシシ肉

提供されるジビエ以外の食材や、バーベキューに使うコンロ、燃料などは、各自で持参を。
鋸南町特産のクジラ肉を使った特産品なども販売。
クジラドッグ、クジラの都弁当は事前予約で販売。クジラドッグ1個350円(税込)、クジラの都弁当1個800円(税込)。

ちなみに鋸南町地域振興課まちづくり推進室によれば、
地(ジ)=地元の迷物(名物)を味わう
美(ビ)=美味なのに知られていない
恵(エ)=海の恵み・山の恵みを味わう

で地美恵(ジビエ)なんだとか。

「ジビエ(仏:gibier)とは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化」(日本ジビエ振興協議会)。
日本でも鹿、イノシシなど、害獣駆除の対象としてのジビエが注目されています。
「山野を駆け巡り大空を舞った天然の肉は、脂肪が少なく引き締まり、栄養価も高い、まさに森からの贈り物」(日本ジビエ振興協議会)というわけです。

一度、房総半島から絶滅したと思われたイノシシが、何らかの理由で再び生息し始め、最近では千葉県全体で年間1万頭ものイノシシが捕獲されています。

鋸南町では、イノシシ、サル、シカ、ハクビシンによる農作物被害が発生し、とりわけイノシシによる被害は深刻で、毎年全体の8割以上、総額2000万円近くの被害が生じています(水稲とスイセン、さらには野菜などに対しての食害)。

鋸南町では、鋸南町有害鳥獣対策協議会が設立され、害獣駆除だけでなく、イノシシなどの捕獲を学ぶ「けもの道トレッキング」、解体を学ぶ「解体ワークショップ」、料理を学ぶ「ジビエ料理ワークショップ」なども開催されています。

食材やコンロは持参を

きょなん地美恵(ジビエ)BBQ大会 DATA

開催日 2019年11月3日(日)
開催時間 11:00〜
料金 無料、定員600名(要事前申込)
所在地 千葉県安房郡鋸南町大崩39
場所 鋸南町佐久間ダム公園 都市と農村交流広場
電車・バスで JR内房線安房勝山駅町循環バスで20分、佐久間ダム入口下車、徒歩5分
ドライブで 富津館山道路鋸南富山ICから約5.7km(15分)
駐車場 100台/無料
問い合わせ 鋸南町BBQ大会実行委員会事務局(鋸南町地域振興課まちづくり推進室)
TEL:0470-55-1560
関連HP http://www.town.kyonan.chiba.jp/kyonan/

作成者: プレスマンユニオン編集部

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