毎年9月15日10:00〜、葛飾八幡宮神前にて氏子総代・崇敬者多数参列のもと、祭典が執り行なわれます。神社の社前では9月15日〜9月20日までの6日間、農具、日曜大工用品をはじめ各種の店が立ち並び、大勢の人出で賑わいを見せます。33年毎に行なわれる三十三年式年大祭は平成29年に斎行されました。次回は2050年です。
『八幡様のボロ市』ともいわれる門前市に注目
随神門の前に農具を売る店、包丁や農具を研ぐ研ぎ師などが出店する『八幡様の農具市』がルーツですが、『八幡様のボロ市』ともいわれ、本八幡周辺では伝統行事として親しまれています。
市川市に鎮座する葛飾八幡宮は、誉田別命(応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)、玉依比売命を祭神とする古社。寛平年間(889年〜898年)、宇多天皇の勅命により石清水八幡宮の分霊を勧請して創建と伝えられ、 下総国の総鎮守社。
江戸と佐倉を結ぶ街道の八幡宿としても発展し、宿場の鎮守社としても尊崇されていました。
武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康など関東武士の信仰を集めました。
樹齢1200年の千本公孫樹(せんぼんイチョウ)、八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)として有名な聖地(鎮守の森)もあって、永井荷風、幸田文、幸田露伴、伊藤左千夫(『八幡の森』という作品を執筆)などの文化人にも愛された社です。
農産物としては明和年間に川上善六が初めた梨栽培が八幡梨として実を結び、現在、市川特産の梨につながっています。
葛飾八幡宮例大祭 八幡様の農具市 DATA
開催日 | 9月15日〜9月20日 |
開催時間 | 10:00〜 |
所在地 | 千葉県市川市八幡4-2-1 |
場所 | 葛飾八幡宮 |
電車・バスで | JR総武線本八幡駅北口から徒歩8分。京成電鉄京成八幡駅から徒歩5分 |
問い合わせ | 葛飾八幡宮社務所TEL:047-332-4488 |
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