千葉市の青葉の森公園にある千葉県立中央博物館で、平成28年度秋の展示『屏風絵の世界―職人尽絵を中心にー』を開催。日本家屋の部屋の仕切りや装飾に用いられた屏風に描かれた大和絵・水墨画・文人画などを紹介。
江戸時代の職人が描かれた『職人尽絵貼りまぜ屏風』は必見!
『洛中洛外図屏風』、『江戸風俗図屏風(複製)』や『源平合戦図屏風』など、千葉県立中央博物館が所蔵する数々の屏風を展示。
『職人尽絵貼りまぜ屏風』とあわせ、江戸時代に製作された菱川師宣「和国諸職絵つくし」、「校正職人歌合」など職人を描いた絵本・絵巻を展示し、職人をめぐる文化について解説。
『職人尽絵貼りまぜ屏風』は、1枚に2種ずつの職人を描いた色紙形の図48枚を、六曲一隻の屏風に仕立てたもの。室町時代からの歌合の構図を採りながら、江戸時代の風俗も描かれています。
『職人尽絵貼りまぜ屏風』には、漆の下絵のある漆器に金銀粉や色粉などをまいて絵模様を表現する職人・蒔絵師(まきえし)、漆細工や漆器を製造する塗師(ぬし)、布地を染色する染物(そめもの)、藍染め専門の染物職人である紺掻(こうかき)などの職人が描かれています。
期間中の日曜は研究員によるミュージアムトーク(展示解説)も開催されます(各日11:00〜11:30/14:30〜15:00)。
千葉県立中央博物館『屏風絵の世界―職人尽絵を中心にー』 DATA
開催日 | 2016年10月22日(土)〜12月25日(日) |
開催時間 | 9:00〜16:30(入館は16:00まで) |
料金 | 大人300円、高・大学生150円 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区青葉町955-2 |
場所 | 千葉県立中央博物館 |
電車・バスで | JR千葉駅東口から京成バス大学方面行き13分、県立中央博物館下車、徒歩5分、または、京成千葉寺駅から徒歩15分 |
ドライブで | 京葉道路松ヶ丘ICから約2.6km(8分)で青葉の森公園北口駐車場 |
駐車場 | 127台(青葉の森公園北口駐車場)/有料 |
問い合わせ | TEL:043-265-3111/FAX:043-266-2481 |
関連HP | 千葉県立中央博物館公式ホームページ |
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