2023年5月19日(金)~5月21日(日)、東京都台東区の浅草神社で『三社祭』が執り行なわれます。浅草寺ご本尊御示現に功労のあった檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟、土師中知(はじのまなかち)の3人を祭神として祀る浅草神社の例大祭。例年200万人を数える人出となります。
三社とは、神仏習合時代の「三社権現」のこと
神仏習合の江戸時代には浅草寺と一体になった祭礼で、『観音祭』あるいは『浅草祭』と呼ばれていました。
その名も、浅草神社の旧名である三社大権現(権現=神様が仮に仏の姿に変えて現れること)
氏子の町内も観音様の縁日(18日)に合わせ、18ヶ町を数えました。
旧暦の3月17日〜3月18日に執り行なわれていましたが、明治5年5月17日〜5月18日の両日に祭礼を行ない、現在の氏子各町に神輿の渡御を行なうようになりました(現在では5月の第3金・土・日曜に斎行)。
金曜13:00~は名物の大行列(東京浅草組合前出発/14:00浅草神社到着/雨天中止)で、お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列。
さらに14:30〜浅草神社で東京都無形文化財指定の「びんざさら舞」(三社祭で踊られる田楽舞)の奉納があります。
土曜12:00~は氏子の44ヶ町約100基の神輿の連合渡御。
浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が、1基ずつ発進。浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御します。
日曜6:00~本社神輿宮出しが行なわれ、本社神輿3基(「一之宮」、「二之宮」、「三之宮」)が各町を渡御します。
日没後に神社境内へ戻る「宮入り」を迎えます。
浅草神社『三社祭』|台東区|2023 | |
開催日時 | 2023年5月19日(金)~5月21日(日) |
関連HP | 浅草神社公式ホームページ |
所在地 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
場所 | 浅草神社 |
電車・バスで | 東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩7分。都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩10分 |
問い合わせ | 浅草神社 TEL:03-3844-1575/FAX:03-3841-2020 |
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