葛西臨海公園の海岸部、海に突き出した人工の海浜が葛西海浜公園。葛西臨海公園の展望広場側から葛西渚橋で渡ることのできる西なぎさ(15ha)、その東側の東なぎさ(10ha)があり、西なぎさにはバーベキューエリア、多目的トイレも設けられています。東なぎさは、鳥や貝のサンクチュアリで立入禁止になっています。
真夏にはなんと海水浴も楽しめます!
西なぎさでのバーベキューエリア(フリースペースで先着順に空いているところから、スペースを譲り合って使用する仕組み)は、器材や食材のデリバリーも可能。
つまりは手ぶらでバーベキューを楽しむことができるのです。
海風を利用した「スポーツカイト体験」、海岸などに打ち上げられた漂着物を収集する「ビーチコーミングでクラフト作り」、コアジサシ、ヒバリなどの野鳥を観察する「野鳥の観察会」、手作業で板海苔をつくる「海苔すき体験&試食イベント」などの体験型イベントを休日などに実施しています(電話予約が必要)。
初夏に潮干狩りに挑戦する人もいますが、天然の貝しかないため、あまり成果は期待できません。
マテガイ、ハマグリ、バカガイなどが採れるので、遊びがてらに味噌汁の具を調達的な感じとなります。
また、夏休みなどに「西なぎさ」の遊泳ゾーン内で海水浴体験のイベントが行なわれています。
遊泳区域ロープ、アカエイ侵入防止ネット、更衣室・シャワー(有料)、コインロッカー(有料)が設置され、監視員(ライフセーバー)、看護師が配置されます(詳しくはホームページなどで確認を)。
ちなみに葛西海浜公園の沖合には、三枚洲(さんまいす)と呼ばれる自然干潟・浅場が残されていますが、葛西海浜公園は、その貴重な自然を背後から守るという役割をも担っているのです。
西なぎさ、東なぎさの砂浜は人工海浜ながら、砂浜に砕ける波の作用を利用して海の浄化機能が期待でき、両なぎさと葛西臨海公園の間に設けられた海峡のような水路は、潮通りを良くするための工夫。
葛西海浜公園 DATA
名称 | 葛西海浜公園/かさいかいひんこうえん Kasai Kaihin Park |
所在地 | 東京都江戸川区臨海町6丁目地先 |
関連HP | 東京都公園協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR京葉線葛西臨海公園駅から徒歩7分 |
ドライブで | 首都高速葛西ランプから約600m |
駐車場 | 葛西臨海公園駐車場(181台/有料) |
問い合わせ | 葛西海浜公園サービスセンターTEL:03-5696-4741 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |