鏡ヶ浦(かがみがうら)と呼ばれるほど波が穏やかな館山湾。そんな館山湾に臨む、館山市で最大のロングビーチが北条海水浴場です。
なんといってもJR館山駅(西口)より徒歩5分(わずか300m)というアクセスも自慢です。
カテゴリー: 館山市
休暇村館山、休暇村館山・海水幼児プールのある波左間海岸。館山市街から洲崎に向かう途中にある海水浴場のひとつです。
のんびりと泳ぐなら、公共の宿である休暇村館山など周辺の宿を基地にするのがいちばんでしょう。
南房総国定公園に指定される館山市の沖ノ島。陸地とは砂州で繋がる陸繋島(りくけいとう)です。
周囲1km弱の自然たっぷりの島に続く200mほどの砂州(砂浜)が、海水浴シーズンには海水浴場に変身します。
館山市佐野の田園地帯に赤レンガの遺構が残されています。
これが、全国から館山に収集された予備学生が過酷な教育を受けた館山海軍砲術学校の炊事場の跡。
館山に散在する戦争遺跡は、地元NPOの平和教育などに活用されています。
飛行機を隠した掩体壕を見学!|館山市
掩体壕(えんたいごう)とは滑走路近くに飛行機を隠しておくコンクリート製の格納庫。
軍事施設への爆撃から飛行機を守るため、頑丈な格納庫が造られたのです。
それが千葉県館山市宮城地区に現存しています。
本土防衛の航空基地が置かれた館山
横須賀海軍航空隊の機能分散を図るため、南房総先端部に近距離哨戒・近距離対艦迎撃のために昭和5年に設置された基地が館山海軍航空隊。
関東大震災によって隆起した浅瀬を埋め立て造られた館山飛行場の完成とともに配備された海軍5番目の航空隊です。
これにより、横須賀は研究航空隊、館山に実戦部隊という役割分担が図られました。
昭和11年に長距離作戦が可能な木更津海軍航空隊が設置されて以降は、連合艦隊出撃に際しての東京湾口200海里圏内対潜哨戒(昭和16年)など、首都圏の防衛に任務が移されました。
昭和18年、昭和19年には沿海・近海に出没する潜水艦への攻撃などに従事しました。
大戦末期の昭和20年3月15日には陸上攻撃機の完熟訓練と水上偵察機による東京湾口哨戒を主任務とする航空隊へと転身しています。
現在、海上自衛隊館山航空基地となり、日本最大規模のヘリコプター基地なども造られ、有事や災害に備えています。
頑丈な掩体壕も都市化の波には勝てなかった!
さてさて、掩体壕(英語ではBunker=バンカー)ですが、
「館山市沼から香にかけての地区にはかつての海軍航空隊関連の射撃場跡や、飛行機の部品や弾薬、食料、燃料などを保管するためのレンガ倉庫跡、そして掩体壕とさまざまな戦争遺跡が残されています」(館山市教育委員会生涯学習課)とのこと。
昭和14年の記録によれば、館山海軍航空隊には、97式艦上攻撃機を中心に124機の飛行機がありました。
配備された航空機を守るため、館山海軍航空隊と洲ノ埼海軍航空隊の周辺には40以上の掩体壕が築かれたのです。
↑館山海軍航空隊に配備された97式艦上攻撃機
そのうち現存するのここで紹介する宮城地区と、香(こうやつ)地区のわずかに2ヶ所。
関東近県でも同じ千葉県の茂原市の茂原海軍航空基地跡、千葉県柏市の柏陸軍飛行場東側誘導路跡、千葉県印西市の印旛陸軍飛行場関連、千葉県匝瑳市春海と旭市鎌数に海軍香取航空基地の掩体壕、茨城県の海軍航空隊・神之池基地跡(桜花公園)、霞ケ浦海軍航空隊のものと推測できる茨城県阿見町など、現存する数は限られています。
太平洋戦争の敗色が濃厚となり、アメリカ軍の房総半島上陸の可能性が囁かれた戦争末期、館山市に海軍は秘密基地を構築します。
秘密基地ゆえに、いつ頃掘られたのかも不明確な地下壕ですが、謎を秘めながらその一部が公開されています。
館山ファミリーパークの「体験工房」では、ハーブや花を使用した各種工作が楽しめます。
なかでも人気が高いのは「ハーブリースづくり」。
2019年6月1日(土)〜6月2日(日)、館山市の北条海岸 で『オーシャンフェスタタテヤマ2019』を開催。館山市の北条海岸を舞台に行なわれる『OCEAN+FEST TATEYAMA』(オーシャンフェスタタテヤマ)。ビーチクリーン、ビーチ綱引きなど親子で楽しめるイベントが数多いのが特長です。
水上特攻艇「震洋」出撃地跡|館山市
海中に海底神社も鎮座する千葉県館山市波左間(はさま)。
夏は海水浴でも賑わう羽佐間地区ですが、その集落前、漁港近くの海岸に海に突き出したコンクリート製の構造物が。
かなり歴史を感じさせるこの構造物こそ、水上特攻艇(特殊潜航艇)「震洋」(しんよう)の搬出路跡なのです。
南房総・館山周辺は黒潮と親潮の影響を同時に受け、北限域のサンゴに代表されるたくさんの海洋生物の生息地。
そんな館山市の沖ノ島で、「ちょい投げ」イベントが2016年5月21日(土)に開催されます。
主催は「NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団」です。