山下公園・西洋理髪発祥の地碑

山下公園の一角に「ZANGIRI」と刻まれた白亜の像が立っています。意外に知られていませんが、これが西洋理髪発祥の地碑。日本初の西洋理髪店(理容室=Hair Dressing salon)は、元治元年1月下旬(1864年3月)に外国人居留地(山下居留地)70番で誕生。「西洋理髪店事始め」は横浜の居留地だったのです。

横浜の居留地のホテルで始まった「西洋理髪店」

外国人居留地(山下居留地)70番にあったのは、日本初のホテル「ヨコハマ・ホテル」。
その「横浜ホテル」内で経験豊富なヨーロッパ人理容師、H.P.ファーガスンが開業。
さらにホテル内が手狭になったのか、翌年には横浜ホテルから居留地51番のパーカーのスタジオ跡に移転しています。
1864(元治元)年6月25日には香港の「パリジャン・サロン」にいたユージエールも横浜で開業しているので、幕末の1864(元治元)年は、横浜の「西洋理髪元年」といえる年になっているのです。
「横浜ホテル」があった場所は、大さん橋入口交差点の南側(フランス料理・洋菓子店「横浜かをり」山下町本店前)で、ヨコハマ・ホテル跡に「ホテル発祥の地」と記された表示が立てられています。
つまり、ここが西洋理髪発祥の地で、ホテル内にはバーもあったことから、バー発祥の地ともいえる場所になっています。

日本人の理容師が登場するのは、明治2年頃、外国船で西洋理髪師を見習ってハサミの使い方を覚えた小倉虎吉で、外国人居留地(山下居留地)148番に「俚俗支那屋敷(りようしなやしき)に散髪床」を開いています。
当時はまだ中華街がなく、この外国人居留地(山下居留地)148番は、現在「中華菜館 同發」が建つ場所です。

明治維新後、断髪令が出るのは、明治4年8月9日(1871年9月23日)のこと。

山下公園・西洋理髪発祥の地碑 DATA

名称 山下公園・西洋理髪発祥の地碑/やましたこうえん・せいようりはつはっしょうのちひ
所在地 神奈川県横浜市中区山下町279
関連HP 横浜市公式ホームページ
電車・バスで 横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩4分、またはJR・横浜市営地下鉄関内駅から徒歩13分
ドライブで 首都高速横羽線横浜公園ランプから約2km
駐車場 山下公園駐車場(223台/有料)
問い合わせ 横浜市役所環境創造局山下公園TEL:045-681-1860
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

山下公園

2017.11.14
 

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