第35回南総里見まつり

南房総・館山市で壮大な武者行列が行なわれていることをご存じだろうか。実は館山は、戦国時代末期の天正8年(1580年)、里見義頼によって館山城が築城された、里見氏ゆかりの城下町。そんな里見氏の歴史を題材にした『南総里見八犬伝』は、江戸時代の戯作者・曲亭馬琴が28年の歳月を費やして完成させた長編小説です。

まつりのモチーフは『南総里見八犬伝』

南総里見まつり
↑『戦国合戦絵巻』
 

館山城は、天正19年(1591年)に里見義康が居城し、その子・里見忠義が慶長19年(1614年)に倉吉に転封されるまでの24年間、里見氏の本拠地となった城です。
江戸時代後期に曲亭馬琴が記した『南総里見八犬伝』は、嘉吉元年(1441年)、結城合戦で敗れ安房に落ち延びた里見義実の話を発端に、15世紀後期の里見氏と隣領館山の安西景連の攻防などを描いたもの。あくまでフィクションですが、その壮大なストーリーは、江戸時代に歌舞伎の演目となりブームを呼びました。

また数本の映画化もされ、薬師丸ひろ子主演の角川映画『里見八犬伝』(原作は鎌田敏夫の小説『新・里見八犬伝』)は有名です。

武者行列、『戦国合戦絵巻』、『山車・お船・屋台・神輿集結』と続く

武者行列(13:30〜)も当然、『南総里見八犬伝』の登場人物が中心。
角川映画『里見八犬伝』で薬師丸ひろ子が演じたヒロインの伏姫を始め「八犬士」が中心となります。
「八犬士」は、物語を主動する8人の青年。
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉(仁義八行の玉)を持ち、犬塚信乃、犬川荘助、犬山道節、犬飼現八、犬田小文吾、犬江親兵衛、犬坂毛野、犬村大角と、名前の一部に「犬」の字を含んでいます。

続いて、鉄砲隊や槍隊、手づくり甲冑隊、わんわん八犬士など、総勢約200名余が戦国武者行列として、鏡ヶ浦通り(北条海岸通り)~館山駅西口をパレードするのです。

続いて15:00~、北条海岸特設会場で、八犬士の演武や本格的な合戦シーン、火縄銃の実演など『戦国合戦絵巻』が行なわれます。

16:30~『山車・お船・屋台・神輿集結』で、市内各地から25基の山車・お船・屋台・神輿が集結し、里見まつりを盛り上げます。
フィナーレが、18:30~18:45の『打ち上げ花火』です。

南総里見まつり・打ち上げ花火

南総里見まつり DATA

開催日 2016年10月15日(土)
開催時間 10:00~18:45
所在地 千葉県館山市北条2307-46地先
場所 北条海岸周辺、鏡ヶ浦通り~館山駅西口
地図
電車・バスで JR館山駅西口から徒歩5分
ドライブで 富津館山道路富浦ICから7km(15分)
問い合わせ 館山市観光協会TEL:0470-22-2000/FAX:0470-23-3000
公式HP http://satomi.tateyamacity.com/

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