「宿坊体験!お寺に泊まろうin清澄寺 千葉鴨川」

この記事は「じぶん日記」から寄稿していただきました。
元記事はコチラ ▶ 「宿坊体験!お寺に泊まろうin清澄寺 千葉鴨川」 : じぶん日記

第3回お寺に泊まろう!に参加しませんか?と声をかけられて、ブロガーとして宿坊体験をしてきました。
お寺の境内でカメラをあちこちに向ける、ということをオッケーしてくれた千葉県・鴨川の清澄寺さん。
インスタも持ってるオープンな日蓮宗のお寺です♪
日蓮宗 大本山 清澄寺オフィシャルサイト

日蓮宗 大本山 清澄寺 (@seichoji_temple) * Instagram photos and videos

お寺ってお墓まいりだとかでしか行ったことない、って人も多いのではないでしょうか。

私なんて…、それすらほとんど行ったことがないですよ。
でもプチ断捨離っていうか、気持ちのデトックスっていうか、

日頃の気持ちをリセットする機会として宿坊体験をする人って増えているみたいです。

鴨川まで電車乗り継いで向かいます。
お天気で良かったー。がしかし、ちょっと風邪気味だった私です。
鴨川近づいてくるとサーファーが気持ちよさそうでした。
 

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さて、清澄寺までは安房天津(あわあまつ)駅からコミュニティバスに乗って向かいます。
到着すると結構たくさんの人がお参りしてました。
大きなお寺でした!
 
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早速受付をすませ道場へ。
そう!
なんとなくお寺に泊まるっていうと「本堂に泊まる」っていうイメージあるじゃないですか!
広々として、寒々しくて、ちょっと怖いみたいな。
そうじゃないのです。清澄寺はちゃんと施設が用意されていて、
お勉強したりごはん食べたり寝たりする場所はきちんと整備されていました。
 
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プログラムの大半は道場で。
ひとりひとつの長机と座布団が用意されてます。
参加者はここで基本正座でお話を聞きます。
 
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でも、
足を崩していい時間帯も多くて助かりましたー。
慣れていないから、やっぱり足はいたくなります。。
 
開会式がある前に
荷物を宿泊する自室に運んで楽な服装に着替えます。
正座が多いので、ゆったりした服や伸縮性ある服がいいです。 

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宿泊する場所はこんな感じ!
大きなお部屋で雑魚寝ですが、整っています。
お茶も用意されてました。 
 
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寝巻や歯ブラシなど、アメニティもあります。

お風呂は大浴場があって広かったです。
参加者の中には小学校の同級生グループなんかもいらして、なんか修学旅行みたいで楽しそうでした♬
 

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さて、道場へと再度集まりいよいよスタート。
祈りから始まり、そして祈りで終わるプログラム。
あの、はだけた服を着た前にいる人は誰だろう…そんなレベルの私です。
 
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一番奥にいるのがお釈迦様、
手前が日蓮上人。
「あのー、お釈迦様と仏様は一緒ですか?」そんな質問をしてしまう私です。
日蓮上人は日本人で、千葉県出身です!知らない私。
そんな私もあたたかく迎え入れてくれる清澄寺。
 

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さてまずは自己紹介がありました。
ちょっと和気あいあいとしますね!終わるころにはいろんな方とお話ししてとても楽しい出会いでした。
そしていよいよ修行体験はじまります。
 
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お坊さんたちは時にユーモアを交えながらやわらかくお話いただきます。
私のレベルでもちゃんとわかる!
畳の淵は結界だから踏まない、歩き出すときは左足からといったことも習いました。
 
さすがの私も最近成長し、ご焼香くらいはできるようになりました。
でもこれは最後まで上手にできなかった…!
最上級のお辞儀「伏拝」。
見たこともなければやったこともなかった。Youtubeで流してほしい。
 
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そしてお次は写経体験。
 
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意味を理解し書けばもっと良いのでしょうが・・、単純に久しぶりの筆がとても楽しかったです。
最後の感想を言い合うときも、写経はもっと長くてもいい!というような意見もありました。
私も調子がよくなってきた頃に書き終わってしまったので、巻物レベルで書きたいくらいです。
 
書き写す感じだから簡単にできますよ。
そして上手か下手かが問題ではないのです。
文字ひとつひとつは仏様とおなじという気持ちで大事に書いていく、それが修行ですっ!
 
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ここでですねー、息をかけない、という理由で口に紙を挟んで書くという、
なかなか普段では体験できないスタイル。
私は風邪気味でマスクしてたのでそのままで。
懐紙をくわえたまま書いている姿ってなんかカッコよかったですよ。。
 
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また塗香という粉を手に刷り込みます。
八角みたいな香りがして、おいしいにおいがします。
 
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写経した紙はお供えしました。

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食事は2度あります。
夜と朝。
 
食堂でいただきます。

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夜はこんな感じの内容でした。味はおいしかった!
ごはんはたっぷり量がありましたが残しませんでしたよー 
 

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ここではおしゃべりは禁止。
何度かやったことがありますが、食事中にしゃべらないってつらいんですよねー
最後までお茶とたくあん一枚を残しておきます。

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すべてのお皿をお茶で洗い、最後にたくあんで拭いて全部食べます。
ちょっとでも残さない、食材を大切にする食べ方ですが一部のお皿でやりました。
 
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ごはんを食べた後は夜のおつとめ。
 
太鼓の練習。
次の日の朝のおつとめで使う太鼓なので、みんなで息を合わせて叩きます。
 
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お祈りも唱えました。
お坊さんたちの音程はなかなかの高音域で、あの音で一定に読むのは難しそうでした。
 
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照明を落として暗い中でお経を唱え、この日一日の修行をしめくくり。
 
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茶話会でお坊さんたちといろんなお話をして、
この日は終了。
 

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2本目の記事 へつづく。
 
カモ旅公式サイト

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島根県出雲市出身。食と旅のライター。サントリーグルメガイド公式ブログ公認ブロガー、エキサイト公式プラチナブロガー、Rettyトップユーザー、食べあるキング旅グルメ担当。『島根「地理・地名・地図」の謎(実業之日本社)』『わたしのまちが「日本一」事典(PHP研究所)』など地域系書籍の執筆に携わる。箱根スイーツコレクション最優秀ブロガー選出、島根県ふるさと親善大使(遣島使)、出雲観光大使。