【旅】千葉アクアラインイーストの旅に行ってきた(2日目)

この記事は「イカズブログ」から寄稿していただきました。
元記事はコチラ ▶ 【旅】千葉アクアラインイーストの旅に行ってきた(2日目) : イカズブログ

「アクアラインイースト」とは、文字通り東京湾アクアラインの東側のこと。

木更津市・君津市・富津市・袖ヶ浦市の4市が、2014年より「アクアラインイースト観光連盟」の名のもと、合同で観光PRを行っています。

千葉といえば、南房総や外房が注目されがちですが、内房のアクアラインイーストにはどんな魅力があるのか。

昨年の12月2日(金)と3日(土)に行われた、4市を縦走する1泊2日のプレスツアーの、2日目!

まずは、朝から富津市特産の「海苔すき」を体験しました。

和紙を作る要領で、生海苔を四角い板状に整え、スノコで乾かします。

この光景、どこかで見たな〜と思ったら・・・

そう、話題のアニメ映画「この世界の片隅に」でした!

主人公の生家が瀬戸内海の海苔漁師なんですね〜。

「小さいころは、学校の合間によく手伝わされた」と、こちらは富津の海苔漁師・松本孝さん。


水は冷たかったけど、サービスの生海苔の味噌汁で、心も体もポッカポカになりました。(体験料800円)
照れながらも、ご夫婦で2ショット!
その後、富津市の和蔵酒造とJAきみつの直売所「味楽囲」に立ち寄り、 昼食は、木更津市の割烹「宝家」で、名物の「あさり御膳」(2000円)。

特大のかき揚げが2枚もついてボリューム満点。
もともとあさりのかき揚げはやってなかったんだそうですが、木更津市出身の俳優で、店の常連である中尾彬さんが、
「木更津なんだから、やればいいじゃないか」
と、勧めたのが、きっかけだそう。
そう。あのアキラがです。
ねじりスカーフ首に巻いてかどうかは知りませんが、さすが食通、どんな料理が客の心を掴むか、よくお判りのようで。

なお、女将と若女将の、漫才のような母娘トークも名物の一つです。

木更津には、子供から大人まで楽しめるスポットが盛りだくさん。

例えば、昨年6月にオープンした「木更津かんらんしゃパーク キサラピア」は、その名の通り全長60mの大観覧車が自慢のアミューズメントパーク。

観覧車内は冷暖房完備なので真冬でも快適。

4台ある”シースルー”ゴンドラは足元が丸見えで、寒さとは違う”ゾクゾクッ”が味わえます。
入場無料(観覧車は1人700円)。
隣には、三井のアウトレットモール。
あの、舛添都知事で話題になった、ホテル三日月もあります。
今回、新しくできたホテル棟を見学しましたが、なかなか素晴らしいオーシャンビュー。
天空の露天風呂も、ものすごい開放感でした。
旅ライターで温泉ソムリエのi倉さんがすかさず入浴。
「なかなかいい湯だよ!」
とお墨付き!

ただ、残念ながら宿泊客専用で、日帰り入浴はできません。

のんびりしたければ、袖ケ浦市の「袖ヶ浦海浜公園」がおすすめです。

展望台からアクアライン込みの東京湾が一望できます。

冬は空気が澄んで特にきれい。

夕暮れ時がシャッターチャンス!

地上は、野良猫の楽園でした。

その後、テレビなどで紹介され大人気の「のうえんカフェ」へ。
手作りスイーツと特別に作り置きしておいてくれたランチメニューを試食しました。

どれもとにかくボリュームがすごい!






宝家のかき揚げにしろ、千葉はデカ盛りが名物なの?

そして、食べてみると、どれも手のこんだ味で、非常にうまい!

これで1000円はお値打ちでしょう。

もちろんスイーツもボリューミー&美ー味ー。

昼食でお腹いっぱいでしたが、全員ペロリでした。

日が暮れたころ、今回の旅の大トリ、「東京ドイツ村」へ。

こちら、冬季(3月31日まで)のイルミネーションが有名ですね。

LDE約250万個は関東最大級。

確かに壮大なスケールで、見応え十分でした。

ただし、ドイツ村に入るまでが大渋滞。

私たちは早めに行ったので30分くらいで駐車場まで着けましたが、後の人たちは1時間以上はかかったでしょう。

園内も初詣の時の明治神宮状態。

しかも暗い。
子連れで行ったら、手を離したが最後、二度と会えなさそうなくらい、混んでました。

帰りは、アクアラインで都心方面へピュー!(この時間、フェリーはもうやってないので)

こちらは空いていて、横浜まで1時間半ちょっとでした。

この近さはメリットですね。

春までにもう一回くらい来ようか、って気になります。

まさに、「安・近・短レジャー」のお手本でした。

 

(問)アクアラインイースト観光連盟TEL0439・56・2115

※日刊ゲンダイに掲載した原稿を改変※データ等は取材時のものです。

よく読まれている記事

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

東京在住のライター・構成作家。ネタは歩いて探せ!がモットーの、自称”あるきにすと”。 ■「日刊ゲンダイ」にて「アンテナ新名物」(毎週水曜)、「平成の街道をゆく」(毎週金曜・しばゆうたろう名義)を連載中!■「おとなの週末」にて「東京タイムトリップ」(妄想歴史散策コラム)を連載中! ■NHK-Eテレ「Rの法則」にて企画構成を担当中! ■京大ウェブサイト「探検!京都大学」にて名物研究者をインタビューした「京大先生図鑑」公開中!http://www.kyoto-u.ac.jp/explore/  日本旅のペンクラブ会員